2020/9/3
ストットピラティスSTOTT PILATES®では、初中級マット(IMP)コース受講後、様々なコースに進んで、ピラティスをより深く学べるカリキュラムになっています。
今日は、IR(初中級リフォーマー)コースの内容をご紹介いたします。
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IR(初中級リフォーマー)コースは、初級6日間+中級4日間の全10日間。
ストットピラティスSTOTT PILATES®5原則、マットコースの復習から始まり、 リフォーマーの器具の特徴とセッティング方法、初級・中級のエクササイズ、姿勢分析や リフォーマーエクササイズのプログラミング、プライベートやグループのティーチング方法の習得など、IMP(初中級マット)コースの内容も押さえながら、新しいスキルを学べる内容になっています。
初日は「ストットピラティスSTOTT PILATES®5原則」から。
ストットピラティスSTOTT PILATES®では、身体を5つのポイント(5原則)で考えます。
「呼吸」「胸郭」「骨盤」「肩甲骨」「頸椎と頭」が身体の安定でなぜ必要なポイントかを学びます。
初中級マット(IMP)コースでも触れている内容なので、このコースでは復習といった感じになります。
ピラティスで使用する器具はトレーニングというよりは、「正しい動きができているかを教えてくれるもの」として活用するので、もう1人のインストラクターという役割にもなります。
ですから、クライアントからすれば、「インストラクター」と「器具」からの2つの情報をもとにエクササイズを行う環境でセッションができますし、インストラクターからすれば器具は「もう一人の相棒」として、より多くの情報をわかりやすくクライアントに伝えることができます。
IR(初中級リフォーマー)コースで使用するリフォーマーは、第一次世界大戦のころ、ピラティスさんが病院で行うリハビリの中で、ベットを改良して作ったとされる器具です。
こちらの写真は、マットエクササイズでもおなじみの「ハンドレッド」。
リフォーマーで行うとこんな感じ。
ロープからの後ろの負荷を感じながら、手を上下に振ります。
しっかり体幹が安定しているとキャリッジは静かなのですが・・・。手を振りすぎていたり、体幹が不安定だと、キャリッジがガチャガチャ音が鳴りだします。
足を上げ続けるのがつらい方、難しい方には、フットバーに足を置いてエクササイズをする
モディフィケーション(調整方法)もあります。
マットコース同様、リフォーマーも多彩なモディフィケーションがあるので、筋力、姿勢の特徴を考慮して、エクササイズの強度を変化できます。
リフォーマーに乗ってエクササイズをしても間違った動きでは、その効果を得ることはできません。
また、リフォーマーにクライアントを乗せる際には、安全面の注意も大変重要になります。
エクササイズを教えることばかりに気を取られることなく、正しいセッティングになっているか、安全な乗り降りの方法か、広い視点でセッションを行う目も養われていきます。
中級エクササイズでは、立位も登場します。
脚の動きも大事ですが、上半身のキープも重要なポイント。
不安定な環境の中で、動くべきところは動く、安定させるところは安定させる!
ピラティスは意識するポイントがたくさんありますね。
こちらはIR(初中級リフォーマー)コースの一番最後「スター・プレップ」というエクササイズ。
上級リフォーマーコースでは、これを立って行う「スター」に発展します。
プレップの名がつくエクササイズは、その準備段階でもあるので、これができるようになったら、上級への道も広がってきます。
ストットピラティスSTOTT PILATES®は豊富な調整方法(モディフィケーション)やエクササイズをレベル分けすることで、クライアントのレベルにあったエクササイズを提供できるところが、魅力の一つ。
初級、中級レベルのエクササイズを練習して、上級にチャレンジしていきましょう!
次回のIR(初中級リフォーマー)コースは2021年開催です。
2021年前期(1月~6月)コーススケジュールは、まもなく発表予定、今しばらくお待ちください!
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