こんにちは、ZONE アカデミーです。
先日、スタジオのピラティスインストラクターと話をしたときに、リフォーマーエクササイズが話題になりました。
私は、フットワークという脚のエクササイズで、かかとを上げ下げするものが、「ふくらはぎに効いて気持ちいい」ということを話したところ、「それはかかとを下げ過ぎていて、膝に負担がかかっているかもしれないから、気を付けたほうがいいよ」ということを教えてくれました。
また「ショートスパイン」という、文章では表現しにくいエクササイズなのですが、「脚を反動をつけないとうまく上がらない」と伝えたところ、するとその先生は実験と称して、「脚にフィットネスサークルを挟んでショートスパインをしてみよう!」と提案されました。
いつもの状態でも上がらないのに脚にサークル挟むなんて、しんどいだけなんじゃ・・・。大丈夫ですか、先生・・・。そんな疑念を持ってエクササイズをしたのですが・・・。
すると、「あれ?なんで?」。
いつも以上に脚が上がって、身体のどこに力を入れたらよくわかることができました。
先生曰く「サークルを挟もうとする脚の動きと連動して、お腹の力がしっかり働くことで、骨盤や背骨の動きを引き出せた、だからいつもよりも脚が上げられた」とのこと。
どうしても、運動やトレーニングでは、身体を動かしているところに意識がいくことが多いのですが、身体の仕組みを理解しておかないと、間違った動きをしていたり、その動きで別のところがよくない状態になったりしてしまうんだな、と気づかされました。
また、ちょっとした身体の動きのコツをつかむことで、自分の身体が思った以上に動きを引き出せるのもびっくりした、そんな出来事でした。
こういった身体の動きにまつわることは「解剖学」、特に機能解剖学で学ぶことができます。
ZONEスタジオで実施されている「解剖学集中コース」は、まさに身体の動きに必要な骨や筋肉を学べるコースになっています。
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こちらは、7月20日、21日に開催された「解剖学集中コース」の様子。
肋骨の下あたりに両手をあてて、呼吸をしたときに、どこがどのように動くのかを確認しています。
1日約2万回以上も繰り返すといわれている「呼吸」。
息を吸う、吐くという動作が行われることで、多くの筋肉が動いていることがわかります。
正しい呼吸を行うようにするだけでも、身体を改善することができます。
胸郭が、腹横筋が、骨盤底筋が、呼吸からどのような影響を受けているのか、そういった細かいこともわかりやすく、ビジュアルでの解説も交えながら講義は進んでいきます。
筋肉や骨の名前、動きや働きを理解するうえで大事なのが、筋肉の起始と停止。
筋肉がどの骨からどの骨についているのか、ということも暗記するとなるとしんどい作業かもしれませんが、これらも知っておくと、意外な身体の発見もでてきます。
例えば、肩こりがひどいので肩のマッサージをしても、なかなかほぐれない、ガチガチに硬いと思うこともあると思います。
でも、いま揉んでいるその肩の部分、本当に肩こりの原因となっている部分なんでしょうか。
肩には肩甲挙筋、僧帽筋という筋肉があります。
肩甲挙筋は腕の上げ下げにも関わり、僧帽筋は頭や背中にも関わってくる筋肉です。
もしかしたら、首や頭の位置が、肩甲骨や腕の位置が、背中周辺の筋肉が、といった様々なところも密接に関係してくるかもしれません。
「身体って複雑につながってるんだな・・・」そんな印象を持った、という受講生もおられます。
コース後に感想をお聞きすると、「胸郭」「腸腰筋」「前鋸筋」「股関節」といった記憶に残った筋肉や骨などの名前がたくさん出てきます。
まずはコースに参加して、自分の一番興味のあるところから勉強してみましょう!
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「身体のこと、もっとよく知りたい!」と思った方、 是非次回の「解剖学集中コース」に参加しませんか?
解剖学を勉強したことがある方にも、受講いただくことで さらにその魅力を理解し、深めていただけます。
日常生活では馴染みがない解剖学、 難しく感じる解剖学用語や筋肉、骨の名前も、 ZONE アカデミーの「解剖学集中コース」2日間で 楽しみながら学んでみましょう! 受講後は、身体の不思議をもっともっと知りたくなるはずですよ!
今後の開催スケジュールはこちら!!
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① 9/4(土)、5(日) ※定員間近※
② 11/9(火)、10(水)
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コースのお申し込みフォームはこちらから
みなさまのご参加、お待ちしております。
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