フィードバック Vol.2
2021/7/1
前月からの連載として、
批評ではない、建設的フィードバックについての続きを、お伝えします。
成長と行動の変容を促す事を目的とする「建設的フィードバック」は
4つのステップがあります。
1. 労いからと気遣いを示す
「大切な人であるから成長を手助けしたい」という考え方が土台にあるから建設的フィードバックになるのだと考えています。
相手を気にかけている、重要な人物であると感じていることを伝えることです。
お世辞や、ただ褒めるというのとは違います。
話したい事があってその単なる前フリのようになるのはNGです。
そうした見え透いた嘘には人は敏感です。
本当に気にかけている人のことは、よく観察しているはずですよね。
①普段の様子から感じ取れる
その人のもつ、可能性や強み、嬉しかった具体的な言動について伝えます。
②どんな部分を評価しているかと、その理由
注意を払っていないとできないことだから賞賛に真実味があります。 常日頃気にかけている存在である事が伝わります。
2. 相手の声を引き出す
一方的にこちらが言いたいことを伝えるのではなく、会話のキャッチボールをします。
「会話」の中で最善の策を見出していくプロセスが、何より大切です。
建設的フィードバックの最重要ポイントは一方的でない、いうこと。情報収集としても、また心の障壁を取り去る目的からも、相手に話をしてもらうことです。
何か手伝えることある?
今、一番困っていることは? また、進捗などを尋ねるのもいいですね。
会話をするという行為で、フィードバックへのバリアが少し下がるはずです。
ちょっとしたコツがある。。。
オススメしたい方法がある。。。
気づいた事がある。。。
ちょっと耳に痛い話かもしれない。。。
んだけれど聞いてくれますか?
などと伝えて、心の準備を促し、
同意を得てから、フィードバックにすすむのも大切です。
3. 改善に焦点を合わせる
改善点とそれに向けた具体的な行動、
シングルトピックに絞り、簡潔に、率直でシンプルであることが大切です。
これまでがどうであったか? 今がどうか?
として、事実を把握させることは重要ですが、叱責したり、後悔の対象とするようなフィードバックは破壊的フィードバックとなります。
不足の指摘でとどまらず、改善点とそれに向けた具体的な行動が示されることが「建設的」フィードバックです。
シングルトピックに絞り、簡潔に、率直でシンプルであるようにして下さい。
4. 感謝を伝える
オープンに胸襟を開いてフィードバックに耳を傾けるエネルギー、時間と行為は賞賛すべきことです。
それから逃げ、やり過ごすこともできるのに、しっかり向き合う事を選択したことへの感謝を伝えます。
ノセ上手、褒め上手なインストラクターとのやりとりに
引きだされる実力や、行動のコミットメントがありますよね。
「建設的なフィードバック」の背景には
心からその人を思う 気持ちがあります。
ぜひ、ノセ上手、褒め上手なインストラクターと言われる人になって下さい!!
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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