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【Instructor Spotlight】兵庫県 蔵本匡平さん

更新日:2023年9月9日

ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!


今回は、理学療法士として、リハビリテーションマット(RM)インストラクターの資格を取得、リハビリの現場でストットピラティスSTOTT PILATES®を活用されている蔵本匡平さん


コース受講のきっかけや、現在の職場でのピラティスの活用についてお話しいただきました。


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【ZONE】

今日はインタビューにご協力ありがとうございます。このインタビューのために勤務先の病院に許可も取ってくださって、感謝しています。


【蔵本さん】

いえいえ、今回こんな形でお話しできると聞いて、ぜひと思って。



【ZONE】

まずは、蔵本さんの経歴を教えてください。


【蔵本さん】

理学療法士として、回復期リハビリテーション病棟でキャリアをスタートさせ、地域リハに活動の場を移していくことになります。


現在の職場である西宮回生病院では訪問リハや回復期リハ病棟の立ち上げ等の管理業務も経験し、今は通所リハにて臨床に携わっています。


また働きながら大学院にも通い、サルコペニアといって加齢による筋肉量の減少と筋力や身体機能が低下した方を対象とした研究にも取り組んでいます。

サルコペニアはどういった治療や介入がいいのか、まだ明らかになっていない分野なんです。


【ZONE】

蔵本さんがピラティスを知ったきっかけは何だったんですか。


【蔵本さん】

インターネットで調べたのが最初です。

リハビリテーション治療の中には運動療法というものがありますが、実際に体を動かして学ぶ機会が少ないのが現状です。


ピラティスは多様なエクササイズのバリエーションがあることを知り、自身の健康管理もかねて勉強しようと思い、コースを受講することにしました。


【ZONE】

蔵本さんは、ストットピラティスSTOTT PILATES®のコースの中で、リハビリテーションマット(RM)コースを受講されたわけですが、勉強してみてどうでしたか。


【蔵本さん】

今までも色々な研修や勉強会に参加しましたが、知識や徒手的な技術がメインでした。

ピラティスのコースは今まであまり取り上げてこなかった、だけどそれが結構大事なポイントだな、と思うことを知ることが出来ました。


身体を動かす中でどんな呼吸を行うと良いのか、とか、ストットピラティスSTOTT PILATES®の原則を用いた身体の見方だったり、面白い視点がたくさんありました。


コース中、Wataru先生のクライアントの身体を観察する能力は、間近で見ることができたので本当にすごいな、と思いました。

個人的には特にキューイング、人の身体を動かす手法については、今まで勉強してこなかったので新鮮でした。


運動指導するときに、回数を「1,2,3・・」ってカウントするだけではなくて、その中にどの筋肉を働かせるかといった情報を織り交ぜたり、声かけの方法を変えて運動負荷を調整する、といった手法は「なるほど!」と発見がたくさんありました。


<蔵本さんが参加したリハビリテーションマット(RM)コース>

RM1(脊柱、骨盤、肩甲骨の安定)の講義3日間、RM2(四肢の安定)が講義3日間のコース。

講義では、いろんな道具を使ってエクササイズを実際に動いたり、ピラティスを教えてみたり、ケーススタディをチームに分かれて考えたり。

コース以外の時間では、ピラティスセッションを見学、自主練習、指導実習も行います。

青いTシャツが蔵本さん。


【ZONE】

リハビリの現場で、どのようにピラティスを活用されていますか。


【蔵本さん】

現在、在籍している通所リハでは、主に高齢者の方たちと関わることが多いので、コースで学んだキューイングがとくに活用できており、どういったところが大事なのかを状況に合わせて伝えるようにしています。


またピラティスを学んだことで、運動療法の引き出しが増え、利用者の状態に合わせた多様なエクササイズが提供できるようになったと感じています。

「自分の健康は自分で管理する」そんな世の中が理想だな、と思います。 もしかしたら、ピラティスがサルコペニアの対策の一つとなったり、健康寿命を延ばしていく、そんな可能性があるのかもしれません。


ピラティスを通じて健康に関する啓発活動もしていけたらいいな、と思っています。

【ZONE】

ここ数年、コロナウィルス感染拡大で、病院でお仕事されている医療従事者の方が勉強会などに参加できなかった時期がありました。

リハビリテーションコースの開催もなかなかできていなかったんですが、昨年から徐々に再開していて、お問い合わせも少しずつ増えています。


今後ピラティスを勉強してみようと考えている方に向けて、蔵本さんからアドバイス、お願いします。


【蔵本さん】

ピラティスを勉強することで運動のアプローチ方法が増えるので、確実に治療提供の幅は広がります。


そして何より自分自身もピラティスで身体のケアが出来る、これも大きいと思います。

病院で働く医療従事者って、結構腰痛持ちが多いんですよ。


ピラティスのレッスンを受けてみて、自分の身をもってまずは体験することを是非お勧めします。きっと「これだ!」と実感する方は多いと思います。


あとは、色々なピラティスの団体がありますが、ストットピラティスSTOTT PILATES®はリハビリテーションコースがあって、歴史もあるメソッドです。


リハビリテーションに特化したピラティスとそのアプローチ、手段が学べるところが魅力です。


コースに参加している人たちは、全国からモチベーションの高い方が参加されるので、参加するだけでいい刺激がもらえると思いますよ。


【ZONE】

蔵本さんは2017年にコースを受講、認定インストラクターとして資格取得後も、毎年ワークショップで新しいストットピラティスSTOTT PILATES®の情報を勉強されていますよね。

これからもリハビリの現場で、ストットピラティスSTOTT PILATES®を活用していってください!


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ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。


お楽しみに!


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※卒業生の皆様にお願いします※


ZONE アカデミーは、2021年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。


そして、ZONE アカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。


こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。


ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。



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