ZONEで学び、STOTT PILATES®インストラクターとして活動されている方をご紹介!
今回は、会社員からインストラクターへ転身し、念願のスタジオを2023年にオープン。
ピラティスインストラクターとして精力的に活動中の東京都 Pilates Studio by M 岡庭美帆子さん。
会社員からインストラクターへ転身、大阪へのコース受講の思い出、現在特に力をいれているリハビリや健康へのアプローチについてお話しいただきました。
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【ZONE】
こんにちは、インタビューにご協力いただきありがとうございます。
【岡庭さん】
本当は、私が大阪に行きたいと思っていたんですけど、いろいろ忙しくて、結局夏のワークショップにお邪魔してそれっきりになってしまいました。
Zoomでのオンラインインタビューという形を取っていただき、ありがとうございます。
コロナって、本当にいろんな転機になりましたね。
最初はネットでのオンラインなんて、ハードルが高かったんですけど、外に出かけられない状況から、気軽にオンラインで繋がれるようになったんですから。
お客様とのオンラインレッスンとか、気軽にできるようになって・・・。
【ZONE】
本当にそうですよね、便利な時代になりました。
早速ですが、まず最初に岡庭さんの経歴を教えてください。
【岡庭さん】
会社員として仕事をしていて、通っていたフィットネスクラブでピラティスのグループクラスに参加していたのが、ピラティスとの最初の出会いです。
担当していた先生が、たまたまSTOTT PILATES®の資格を持っている方だったんです。
ただ、そのクラスが終わることになったタイミングで、その先生が指導しているピラティスのスタジオでマシンピラティスを受けるようになりました。
マシンピラティスが楽しくて、年齢が高い人でもこれなら運動していけるな~、なんて思いながら通っていたんです。
その時は、会社員を辞めるつもりもないし、ピラティスを勉強したら親の介護をする時に何か活かせるんじゃないか・・・程度の興味だったんですけど。
リーマンショック、あれがあってから会社員を辞めることになって、どうしようかな、と思っていた時に、「これって勉強できるいい時間が出来たんじゃないか?」と思って、STOTT PILATES®の勉強のためにカナダまで行くことにしたんです。
【ZONE】
そうなんですよね。
IMPコースは海外で受講されたのですね。
【岡庭さん】
昔、カナダのトロントに住んでいたことがあったので、親と一緒に行っちゃいました。
【ZONE】
すごい!
【岡庭さん】
私が初中級マット(IMP)コースを受けている間に、両親が思い出の場所を訪ねる、みたいな感じで過ごしていました。
帰国して、ピラティスを習っていた先生からスタジオでレッスンを担当しないか、というお誘いがあって、ピラティスインストラクターとしての活動がスタートしました。
会社員を続けながら大阪で各器具のコース、上級コース、ISPコースを受講、その後、インストラクターの知り合いが後任を探していたので、紹介してもらい、平日に担当もさせてもらうことになったので、会社員を辞めることになりました。
なんか、私ってピラティスには導かれている気がするんです。
勉強するきっかけもリーマンショックで時間が出来たから、インストラクターになったのも先生から誘って頂いたから、会社員を辞めるきっかけも働くスタジオを紹介されたから。
なんか、ピラティスの仕事だけは、タイミングよくいくというか、背中をボンって押されているような、そんな感じがしているんです。
本当にダメなときは辞めたらいいか、というくらいの気持ちでいるんですけど、ピラティスだけは仕事の流れが来るんですよ。不思議ですよね。
【ZONE】
海外でのコース受講の経験もある岡庭さん、コースを受講した時の印象に残っていること、エピソードなどありますか?
【岡庭さん】
トロントでのマットコースは3人しかいなくて、徹底的に叩き込まれた、そんな感じのコースでした。
ただ、日本に戻ったりすると練習する友達もいないし、質問する環境もないし。
その点、大阪のコースは常に満員で仲間が多かったのが本当に良かったと思っています。
私のころは、関西在住が半分、宿泊組が半分くらいの割合でした。
最初はバラバラだったメンバーが、一緒にご飯を食べるところから仲良くなって。
初中級リフォーマー(IR)コースの同期にはBcubeインストラクターの仙波さんがいたり、泊り組には福岡から今泉さんがいたり、今泉さんは高身長だったこともあって、そんなお客様を想定した練習を最初からできたことは今でもラッキーだったと思っています。
いつでも頼れる仲間がいるということは本当に心強いです。
あとは東京から大阪に来てしまうと、養成コースに集中できるんです。
仕事のことは夜ホテルに戻るまで考えなくて良いのでピラティスだけを考えて過ごせるんです。
遠方からきているから、滞在中のセッション見学もたくさん予約を取ってもらって、勉強がすすめられるように配慮してもらったりして、充実した大阪滞在をしていました。
<岡庭さんの受講したIRコースの仲間たち>
【ZONE】
岡庭さん、念願のスタジオをオープンしたというお話しをお聞きしました。
【岡庭さん】
そうなんです、見えますか💻?こんな感じです。
【ZONE】
広いですね。V2maxリフォーマー、チェア、ラダーバレルもあるんですね。
【岡庭さん】
グループクラスも3名くらいのものならできるかな、って思っているんです。
【ZONE】
本当ですね。
今担当されているのはプライベート中心?
【岡庭さん】
そうです。今までのお客様がメインですけど、環境が変わった中でもセッションに通ってくださっています。
<岡庭さんのスタジオ「PIlates Studio by M」>
JR/地下鉄 四ッ谷駅から徒歩5分にある完全個室でマシンプライベートセッションを提供しているスタジオです。
「Pilates for you」をテーマにその個人のためのオートクチュールなピラティスセッションを心がけています。
海外在住された経験もあるので、英語でのセッションも可能。
スタジオのホームページはこちらから
Instagramはこちら から
【ZONE】
ご自身のスタジオをスタートさせて、いかがですか?
【岡庭さん】
自分の身の振り方ひとつで全て自分に返ってくるので、そこは面白いかな、と思います。
所属しているスタジオでの仕事は、自分がやりたいなと思うことも相談しないといけないですけど、自分のスタジオだから、自分の好きなようにすぐ決めてできますし。
現在は主にプライベートでやってますけど、私自身が乳がんを経験しているので、乳がん術後の方を対象にしたオンラインレッスンもしています。
手術後、お医者様からは動けって言われるんですけど、「痛い」ってなったときに、その動きが間違っているのか、いた気持ち良いレベルならやったほうがいいのか、判断が難しいそ
うです。
痛いから身体動かしたくない、となるとますます運動に対してのハードルが上がってしまっているということを主治医から聞いたのがきっかけです。
まずは運動を習慣づけてもらうためにも1回30分にして配信をしています。
私が手術して、治療の中で運動して実際に経験したことが、今治療をしている方の状況や気持ち、身体のことが分かるので「そういう時期もあるよ」って言ってあげられるんです。
ここ2、3年で乳がんの手術をした、という人が増えてきているな、と感じています。
経験者だからこそ気づいてあげられることもあるので、話ができる場所、運動習慣に繋がるものを提供できる、そんな場所にもしていきたいと思っています。
「ピラティス」っていろいろな面があって、セレブがやってるとか、アスリートが取り入れているとか、きれいになれるとか・・・、流行っているからこそ、いろんな取り上げられ方をしています。
そういう目的を達成させることができるインストラクターは、体育専門の学校を卒業した方や、そういうバックグラウンドの方が教えて活動している人が世の中いっぱいいると思います。
バレエがうまくなるためにピラティスをしたい人は、バレエの経験があるインストラクターのほうが、よりわかってくれる、みたいな感じで。
だから、私は「乳がんやシニアの方、運動が苦手な方が、健康に元気で過ごしましょう」という目的でピラティスをしたいと思う方たち、私の得意とする分野を強みにして、怪我のリハビリ目的でピラティスをしたい人、日常生活に戻るための間にいる人に対応した活動をしています。
実際、アスリートを担当するインストラクターから、自分のクライアントさんが怪我をしたからその間は私のスタジオでセッションをして、治ったら元のインストラクターが担当する、ということもやっています。
STOTT PILATES®の傷害と特殊条件(ISP)コース、あれは本当にいい内容だったと思います。
既往歴のある方への対応も、コースのカリキュラムとして1つにまとまっているので理解しやすいし、より詳しい内容はワークショップで勉強できるし、ネットでの情報が多い今、STOTT PILATES®はそういった内容を系統立てて勉強できるようになっているので、よくできているな、と思っています。
【ZONE】
岡庭さんの今後の展望を教えてください。
【岡庭さん】
みんなが健康に生活できるお手伝いをピラティスでやりたいと思って活動しています。
私のスタジオでは4本の柱で表しています。
①リハビリ
②乳がん
③マタニティ
④姿勢改善
①②③は、今の自分の得意とするところ、④の姿勢改善のお客様は、まだピラティスでの目標が決まっていない方が、これからピラティスをしていくきっかけとして、姿勢の改善からやってもらえれば、と思って挙げています。
姿勢が変われば、次の運動の目標につなげられたり、自分の身体に意識してもらえたりできるので。
【ZONE】
最後に、コースを検討されている方にアドバイスをお願いします。
【岡庭さん】
どの養成コースにするか、悩むこともあるし、いろんな事情で決めることになると思います。
私がビーキューブ®、ZONEをおすすめしたいのは3点。
①仲間ができる
②サポートが充実している
③遠方から来ると、コース受講に集中できる環境になる
特に選んでよかったと思っているところは「仲間にいっぱい出会えたところ」、これは一生の財産です。
大阪でコースを受講したのが、ゴールデンウィーク開催の初中級リフォーマー(IR)コースで、初中級キャデラック、チェア、バレル(ICCB)コースに進んだのも、そのままその仲間たちが受講すると聞いて、「じゃあ、私も!」ってなったから。
試験が終わった後、インストラクターとして活動している今でも、みんなと連絡を取り合っています。自分で活動していくと、一人の時間も多くなるので、そういった繋がりもかけがえのないものになっています。
【ZONE】
今日はありがとうございました。
岡庭さんへのピラティスの波がまだまだ来ていますので、これからもたくさんの方の健康に携わっていってください。
来年のワークショップ、ZONEスタジオでお会いできるのを楽しみにしています。
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ZONEアカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。
お楽しみに!
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※卒業生の皆様にお願いします※
ZONEアカデミーは、2021年現在約 2,500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。
そして、ZONEアカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。
こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。
ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。
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