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【コラム】身体にも三脚を!

2021/10/1


こんにちは、Wataruです。


生体力学的視点に関するセミナーにもたくさんのご参加をいただきました。

カメラの前に立ちその向こう側から熱心にご覧いただいている?皆さんを想像して迷演を繰り返しています。

何事も行動と反復で洗練されていくものと信じて修行のつもりでやっています。。。


◎なぜ三脚か?


そんな撮影時、その足元に目をやると、カメラを支える「三脚」が目に入ります。

撮影の時にカメラを固定する支えとなるあの「脚」です。


最初の頃は、ピラティスの器具であるキャデラックやリフォーマーの上に

カメラを据えつけて。。。など試行錯誤したものです。


固定することだけを考えれば

重量に強いという点では、四脚ある椅子やテーブルのように脚の数が多い方が上からの力に強くなります。

でも様々な表面には適応しにくく、どうしても傾きがでてしまいます。

その点、三脚はというと三つの脚のそれぞれの長さを変えると高さの違う表面や、傾斜でも支えることができます。




◎注目すべきは点の数


三脚はつまり三つの点で支えます。

三点を結んだ平面領域の上に重心が置ければ安定するからいいというわけです。

支える点が一つなら重心はその真上、二つの点なら二点を結ぶ線上に重心がこないと安定しません。

点、線、面なのかの違いで安定性もグッと変わってきますね。




◎身体にも三脚を!


様々な表面の環境に適応できて、面の上で安定性を確保できる三脚構造ですが

これを見ることができるパーツが身体にもあります。


「足」です。


構造的な要素として三点を結ぶ外、内、横の三つアーチが身体を支え、負荷を伝達しています。

力学的には、4つの筋層からなる内在筋と、12の筋束からなる外在筋があります。


理想とする三脚効果の荷重分配です。


踵 :50%

母趾:30%

小趾:20%



踵と第1、第5趾それぞれの趾球(つま先の付け根の膨らみ)の三点が

身体にも備えておきたい三脚効果です。


立っている時には、どの点に荷重を感じるか?

動く時には、均等に荷重して踏み込めているか? など感じながら、エクササイズしてみてください。



こうして今日も撮影機材を前に、足のことを考え始まっていたら断線して

コラムは書けたものの、、、そもそも何したかったか忘れてしまった💦

まっ、立って歩いている間に足からの刺激で思い出すでしょう。


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