2022/9/1
韓国より안녕하세요!
こんにちは、Wataruです。
今は韓国に来ています。
こちらにやって来た頃は酷暑の8月中旬。大阪と比べると過ごしやすく感じたものです…
秋の気配か?こちら韓国では、涼しく感じる日も増えて来ました。
コロナによる手続きの煩雑さなど、旅はまだまだ容易には行かず、気軽にというわけにはいきませんでした。帰国するのもひと手間かかりそうです。
「遠くて、近い国」などと表現されることがありますが、今回の移動においては、旅の過程は一層その距離を遠くしているような気がしました。
こうして書いている今も、隣ではリズムよく弾む、ハングル語が飛び交っています。
コース中も耳を傾けると、意味も音も日本語に似ていたり、ほとんど同じだったり近いものを感じます。
数年ぶりに訪れた街にも少なからず変化を感じます。
コロナ禍、イノベーションと共に適応する柔軟性や勢いみたいなものを感じます。
「ひとり飯」この日の晩御飯にふらっと入ったお店の様子です。
接触機会を減らして自動化する取り組みとして、タブレット、カードリーダーを合体させた設備が各テーブルにあって、注文から支払いまでをこなします。
多言語に対応しており、注文も簡単に現地の味を楽しめました。以前から現金をみることが少なかった韓国ですがより先進的になったと感じました。

日本の本州の半分程の国土に、人口密度が世界12位となるこの国の首都ソウルですから
都市のエネルギーを感じるのも必然でしょう。
引用:https://tabi-biyori.jp/ たび日和
韓国の面積は本州の約44パーセントの広さに当たります。
韓国の人口は北海道の約10倍、人口密度では7.6倍となっています。人口密度が世界12位の韓国と人口密度が日本の都道府県の中で最下位では大きな差がありますね。

今回の訪問は、コロナ拡大と世界的規制の前にご招待があり実現するはず(行く予定)だったリハブコースの指導で訪れています。医療現場における(リハビリテーション現場で活躍する)様々な専門家の方々と交流する機会となりました。
日々いい刺激を頂いています。互いの相違点など、驚きと発見に満ちています。
久々となった直接の交流のチャンスに高揚感を覚えます。
ソウルのピラティスは次の段階へ?
数多くの有名人にも親しまれていることも手伝ってか、衰えを知らず、ますます広まっているのがソウルのピラティスです。
ビルのテナントに3件だったり、同じ通りに5〜6件のピラティススタジオが軒を連ねる事も珍しくないのがソウルのピラティス。ピラティススタジオの多さにびっくりします。
どうやら目に飛び込んでくる、看板の多さはPILATES以外の文字が僕が読めないからと言うわけではないらしい…ピラティスが、それだけ広がり、浸透しているという事でしょう!!
STOTT PILATES®️としても最も成長している市場だそうです。ちょっと日本としてはその点で遅れをとっているようです。
ただ急激な成長と拡大の過程で、コロナ禍を経て淘汰も始まっているようです。
ピラティスの機会を手軽に求める傾向から、品質を求めるように少しずつ変化してきているのだそうです。本質と流行を求めるそれぞれのニーズに二極化されているのだろうと感じます。
容姿や美容への関心はとても高く、そうした外見的な効果だけでなく、もはや流行をリードする人達のライフスタイルとしての地位を確立したピラティスに対する羨望の眼差しが、ますますピラティス人気を高めるきっかけとなるケースも少なくないそうです。
一方で加熱する発展と浸透の過程で、ピラティスにさらなる可能性を見い出している人も増えているようです。
見た目だけ、流行だから、絵になるからというだけなのだろうか?
ピラティスは、怪我の回復や、本質的な健康の追求に活用できるはずだし、結果をもたらすことの出来るピラティス指導者やメソッドへのニーズが高まっているようです。
過当競争と流行を経験した、その向こう側へ来ている気がします。
品質と効果を求める、拡大から充実の時代へと新たな段階を迎えているのかもしれません。
不確実な時代にも新たな挑戦にさす光!!

度々お招きをいただきますこちらが、Physio Spatium。
リハビリテーションに特化したピラティスを提供するソウルでも珍しいスタジオです。
そちらのオーナーJiyu Prarkさんにインタビューしてみました。
Jiyu:
やっと再会できましたね!
Wataru:
本当に、ずっと気になってましたよ。こうして会えるって貴重なことだと改めて思うよねぇ?

Jiyu:
皆がとっても期待して待ちわびていましたよっ。これ本当ですから!! ちゃんと書いてくださいねっ。。。Wataru先生が来るって評判ですよ。
Wataru:
あ・・・、ありがとうございます。。
プレッシャーだなぁ。ノセ上手?なインストラクターとしての一面は健在だねっ(苦笑)
ところで、スタジオを初めて何年目でしたっけ?
Jiyu:
今年が4年目です。始めたばかりなのにコロナがあったりで大変でした。
日々何か起こることに翻弄されているって感じかな?
Wataru:
3台の携帯電話を操って、なんかバタバタいつも以上に忙しそうですもんね。

Jiyu:
そうなんです。実は近く百貨店内に2号店を出店させるのでバタバタしてます。
Wataru:
すごいじゃない!そりゃ忙しい訳だわっ。
Jiyu:
百貨店だからこれまでと違う苦労や制約も多いんですけど、露出も増えて顧客層も広がっていると感じます。成長痛(?)と考えるようにしています。。。
Wataru:
素晴らしい挑戦ですね。どんなスタジオになっていきそうですか?
Jiyu:
本当に必要としてくれている方、特に怪我に悩む、中高年の方々にリハビリテーションに特化したスタジオだからこそ出来る事で貢献したいと思っています。
このところ、少しずつですが、確実に効果やリハビリを求めて私たちを訪ねて下さる方が多くなってきました。
Wataru:
ご自身の理学療法士 × インストラクターとしての強みが活かされていきますね。
ご活躍が知れて嬉しいです。
Jiyu:
質の高い内容でサービスや教育を提供できることに感謝していますし、やりがいを感じます。来年のスケージュールの相談もさせてくださいね(笑)
医療の分野に浸透するSTOTT PILATES®︎
医師、理学療法士、リハビリ運動指導の専門家の皆さんとコースで日々お会いする中で私自身も色々と学びがあります。
それぞれの国や地域での異なる臨床の現状の中でどういった可能性をSTOTT PILATES®︎に感じているのか、雑談の中で聞いてみました。
「リハビリ後の回復期にこそ有効だ。」
「運動を取り入れる有効性を感じる人は、我々医師ではまだまだ少ない。」
「パーソナルトレーニングも施設で提供しているが、STOTT PILATES®️を評価する声がとても多い」
「保険制度上の関係もあり、運動による治療には特化した施設を別に設けて対応している」
米国で理学療法士をしている通訳さんも交えて、各国の事情を交えて意見交換できました。

コースの方も残すところあとわずかとなりました。
優秀な通訳さんに甘えて、いつもの指導スタイルで🔥熱苦しいぐらいに、でも楽しくお届けしてきましたが、皆さんそれぞれに活用の方向性や可能性を感じとって下さっています。
皆さんの情熱に突き動かされる感じです。
「これほど簡易な設備で豊富な選択肢があるなんて予想外でした」
「臨床で十分活かせるものばかり」
「早速、明日の治療で使ってみます」
「新しい視点が身についた事が嬉しい」といった声があり、本当に嬉しいです。

寄せ書き、しかも英語で皆さん書いてくださって。。。ほろり(涙)
こんなサプライズは久しぶりでした。
大切にします。
素敵な人たちと思い出に残る、久しぶりの韓国訪問です。
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