top of page

エクササイズ選択の指標10項目

2022/11/1



こんにちは、Wataruです。


目標、体型、体力、能力、環境、日常、怪我の既往どれをとっても、当たり前ながら一つとして同じ体や、人に出会うことはありません。

そんな千差万別の人の「健康」に寄与できないか?と試行錯誤出来ることは、巡りめぐって「感謝」しかない。創造性の向上と技術研鑽の機会を与えてくれるのだから。信頼を寄せていただく事で承認をいただけたという充足感もどこかにあるだろうと感じるのもまた事実。  


練習させてもらうというのは違う気がして、好きになれない。

熟慮して、準備をすべきだと思うからだ。

なぜ?

それをして、結果としてどんな変化があるのか?

を理解せず「指導する」などとてもできないし、しようとも、またするべきとも思わない。


理解と習得がされた知識をもとに準備をしていくことになるが「結果を約束する」からには

個を尊重した最適な内容に調整をしていくことが必要だろう。


では、出来うる「調整」、変化にはどんな事があるだろうか

大まかに変化は発展(progression)と 後退(regression) の2つだ。


それを可能にする10の項目に整理していく。




1.呼吸のパターン

効率と効果ある最適な呼吸のパターンの確保という意味。

吸気と呼気のタイミングや順序を変えることもこれにあてはまる。


2.器具とプロップの種類

それぞれの特性を活かして刺激と支持性を変化させることができる。


3.スターティングポジションと支持基底面の大きさ

開始時の肢位。重力へ対するベクトル。

身体を支える面積もこれに含まれる。


4.懸念される領域、または近接した関節での独立、または統合した動き
  • 近接した関節の動きと懸念される部位の安定

  • 懸念される部位を含んだ動き

  • 懸念される部位と四肢を含んだ動き


5. 運動系
  • クローズ・キネティック・チェーン CKC

  • オープン・キネティック・チェーン OKC



6.固有感覚受容器のインプット
  • 言葉によるキューの種類

  • 伝える情報量

  • 視覚情報のインプット

  • タクタイルキュー


7. 可動域

要求する関節動作の範囲



8. 筋収縮

該当の筋に対して強調すべき筋収縮。

  • イーセントリック(遠心性)

  • コンセントリック(求心性)


9. 使用する負荷

ここで意味する負荷はスプリングなどの物理的負荷とする。



10. ペース

リズムやテンポによるところのスピード。




何を変化させれば、、、

複雑に考えてしまいそうになったら、この10の項目に照らしてみてはどうだろうか


Comments


bottom of page