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ピラティスインストラクターのSNSマーケティング  Vol.2

~インスタグラムのフォロワーを増やして、新規のお客様を獲得しよう~


2020/9/1


インストラクターとして個人や、スタジオでインスタグラムをやっているが、


・フォロワーがなかなか増えない

・フォロワーの増やし方がわからない


などのお声をお聞きします。

ユーザーネームやプロフィール文、写真のビジュアル、ハッシュタグの使い方など基本的な項目を丁寧に作り込み、最適化を図るとともに、反応に応じて、適宜、改善することはとても重要なことです。

そのような中、今回は、新規のお客様獲得に繋がるフォロワーの増やし方について、私たちが特に意識して取り組んでいる事例を紹介します。



◆フォロワーの数よりも質を重視する

一見、フォロワー数が多いアカウントは見栄えがよいですが、ただ多いだけではあまり意味がありません。

例えば、

・商圏外の人(遠隔地の人は会員になりにくい)

・フォローするだけで、投稿は見ない人

・フォローバックを期待してフォローするだけの人

このような人がフォロワーに多くても、投稿に対しての反応は鈍く、ファンが増えないばかりか、新規のお客様の獲得にも繋がりません。

特に地域密着の来店型のビジネスでは、フォロワーの内、実際に何人が興味を持ち、何人が会員なるかということがポイントです。ですから、お客様の獲得という視点で考えると、より重要なのはフォロワーの質だと言えます。



商圏内のフォロワーを増やして認知度を上げる

そのための第一ステップとして、まずは商圏内に根差したフォロワーを地道に増やし、認知度アップを図るということが重要です。そのことが、延いては新規のお客様獲得に繋がります。


*但し、オンラインでエクササイズを提供している方などの場合は、この限りではなく、居住地等に関係なくフォロワー数が多いほうが良いということもあるでしょう。



地域タグ(#地域名)を活用して見込み客の新規開拓

一般的に、フォロワーはハッシュタグ検索からの流入により増えていきますが、さらに勢いをつけてフォロワーを増やすためには、「こちらからアクションを起こしていくこと」が重要です。

そこで、以下の2種類のアカウントを積極的にフォローしていきます。


①スタジオのある地域に居住、または通勤している方の個人アカウント

②その地域に店舗やオフィスを構えている事業者のビジネスユースのアカウント


*商圏内のビジネスユースのアカウントは、中小企業経営者や個人事業主、又はその身内が運用しているケースが多く、時間とお金に比較的余裕のある客層として見立てることができるという点でフォローの対象です。

まずはご自身のスタジオがある市区町村名や町名、または通称の地域名などでハッシュタグ検索をしてみましょう。

そうすると、「#地域名」でのタグに加え、「#地域名+α」

例えば、「#地域名+グルメ」、「#地域名+カフェ」、「#地域名+美容室」、「#地域名+ママ」などのカテゴリーが見つかります。

これらの地域名に紐づいたカテゴリーには、

先ほどの①その地域が生活圏の一部である個人や、②その地域に店舗やオフィスのある法人アカウントでの投稿が多数を占めています。

*それ以外には、③観光客やたまの用事で来訪するスポット来訪者があります。

そういった投稿者のアカウントを一つずつ(できればプロフィールを確認しつつ)フォローしていきます。繋がりを求めてこちらからアクションを起こすということは、アナログマーケティングにおけるティッシュ配りのようなものです。

「こちらからフォローすること=ティッシュを配ること」は、いずれも相手に私たちのことを知ってもらうきっかけづくりの一つです。

インスタユーザーの多くは、自分の生活圏内のアカウントとは繋がる傾向にあり、私たちの取り組みでは、


・フォローすることで → 15%~20%

・フォロー&いいね!することで → 20~25%

・投稿にコメントしたり、DMを送ることで → 25~30%


が、フォロワーに転換しています。

フォロワーの質にこだわり、遠隔地の100人のフォロワーよりも、地元・近隣エリアの10人のフォロワーを地道に積み重ねていくように心がけることで、商圏内のフォロワーは65%超に達しています。



コロナ禍のこの時期、外出を控える方は多く、今すぐの成果はなかなか出にくいかもしれません。しかし、状況が一段落し、落ち着きを取り戻した時には、今取り組んでいることが必ず成果として現れることでしょう。


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