ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!
今日はバンドのボーカリストとピラティスインストラクターという2つの顔を持つ、島田しお梨さんにインタビュー。
「声」のプロが感じるピラティスの効果、そしてピラティスインストラクターとしての活動についてお聞きしました。
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【ZONE】
今日はインタビューにご協力、ありがとうございます。
早速ですけど、島田さんはバンド活動をされているんですよね。
キャリアはどのくらいになるんですか?
教えてください!
【島田さん】
かれこれ学生時代から活動をしています。
担当がボーカルなので、ボイストレーニングの一環として音楽学校に行ってみたり、いろいろなトレーニングをしたのですが、自分が納得できる歌唱力の向上にはならなかったんです。
ライブでは歌って踊って、ツアーなんかではライブの本数も多くやっていく、そのためには体力も不可欠なので、スポーツジムにも通っていました。
その時にスポーツジムのスタッフの方がSTOTT PILATES®の勉強をしていて、ピラティスの実験台?お客様役として協力することになったのが、ピラティスをはじめたきっかけになります。
【ZONE】
島田さんの教えてもらってた方は確か・・・。
【島田さん】
声楽をされていて、ピラティスを勉強した方ですね。
同じ「声」に興味がある者同士だったことや、悩みも同じ境遇だったこともあって、ピラティスを教えてもらったことが、すごくマッチしたというか・・・。
その方から紹介されたことで、STOTT PILATES®を調べて、養成コースの説明会に参加、ピラティスインストラクターコース受講を決めたんです。
<島田さんのライブの様子、自粛中の今も身体のメンテナンスは継続中!>
【ZONE】
実際、どんなところがマッチしたんですか?
【島田さん】
バンドのボーカルは動きながら声を出すので、身体もしっかりした中で発声することが大事なんです。
今までは激しい動きの途中から、声が出なくなるということがよくありました。
ピラティスを勉強した今では、おそらく身体のアライメントが崩れていて、のどに余計な力が入って声が出なくなっていたんだろうな、とわかるようになりました。
発声のためには腹筋を鍛える、なんてよく言われていますが、コアを安定させることで身体の軸が安定するようになり、声が良く出るようになって、ステージ中も疲れにくく声枯れしない身体がピラティスで培われたんだと思います。
あと、私の姿勢が反り腰なので、身体の不調が全部腰にきてしまっていたのですが、ピラティスをすることで腰痛も改善され、いい姿勢も意識できるようになりました。
【ZONE】
私も少しアナウンスの勉強をしたことがあって、その時に「自分の声は楽器のようなもの、自分でメンテナンスすれば素敵な音色=声になる」って教えられたことがあります。
その時は「声とは?」としか考えてなかったですけど、島田さんの話を聞いて「声のための身体という楽器」ということで捉えると、すごく納得ですね。
【島田さん】
そうなんです、自分の声のパフォーマンスを向上させたい時に、腹筋やって、発声やって、それでもフィットしない人には、ぜひピラティスをお勧めしたいですね。
私自身、ピラティスしてからは「キタ!これこれ!」って思いましたもん。
ステージパフォーマンスやレコーディングでも、その効果を感じていて、ピラティスがいまの私の「声」にとても役立っているので、バンドマンにも絶対知ってほしいです!
【ZONE】
島田さんがピラティスを本格的に勉強しようと思ったのは、どうしてですか?
【島田さん】
会社員とバンド活動と2足のわらじを続けていたんですけど、年齢的なこともあって、このままでいいのかな?って思うようになったんです。
安定した会社員の仕事でしたけど、ほんとうにやりたいことなんだろうか、と。
バンド活動は継続したいけど、それだけでは食べていけない。でも会社員としての私は違うんじゃないだろうか、って。
コース受講後、試験合格してインストラクターの資格を取ってから、少しずつではあったんですが、マットでのピラティスセッションをし始めていたんです。
その時のお客様の感謝の言葉がとてもうれしくて・・・。
セッション後の「ありがとう」「気持ちよかった」「自分の身体のこと知らなかった」といったお客様それぞれの喜びの反応が返ってくることに、やりがいを感じていったんです。
お客様のためにピラティスセッションをして、うれしい、ありがとうのフィードバックをもらえて、こんなにインストラクターっていう仕事は、自分もお客様も幸せになれるんだ、新しい価値観を共有できるってすばらしいな、って実感するようになっていきました。
で、決心して会社員をやめて、ピラティスインストラクターとバンド活動の2つに突き進むことに決めたんです。
マットピラティスインストラクターとして1年やってみて出した、自分なりの答えでした。
せっかくピラティスを教えるんなら本格的に勉強を、と思って、この頃にリフォーマーコース受講を決めました。
【ZONE】
島田さんのコース受講の思い出、何かありますか?
【島田さん】
解剖学コースを受講して、すこし間があいてのマットコース受講だったので、解剖学の知識を忘れないかどうか心配だったんですけど、以外に期間が空いてのマットコース受講でも大丈夫でした。
マットコースは同期に恵まれた、というのも大きいんですけど。
【ZONE】
確か、IMP(初中級マット)コースの最終日、みんな黄色い服で揃えたんですよね。
あれは、誰の発案で?
【島田さん】
誰だったかな~?
きっかけは、コース中のAkatsuka先生がいつも黄色いZONEのTシャツで授業をされていたので、最終日に自分たちも黄色にしたら面白いんじゃない?ってことになってやったんです。
Akatsuka先生も、たまたま最終日黄色のTシャツだったので、やった~!みたいな感じで。
その時のメンバーとは、いまだにグループLINEも残っているし、みんなもそれぞれの場所でピラティスを教えたりしていて、いい仲間が集まったんだな、と思っています。
年齢や過ごしてきた環境なんかは違うけど、「ピラティスを勉強する」という一緒の目標で集まったメンバーは、真剣でいい刺激にもなりました。
<島田さんが受講したIMPコースの集合写真、今も仲間と連絡とってるそうですよ!>
【ZONE】
島田さん、器具のコースも勉強進めてみて、自分の一番お気に入りの器具って何ですか?
【島田さん】
う~ん、悩みますけど、私はやっぱり「リフォーマー」かな~。
マットじゃできなかったことがリフォーマーを使ったらできた、その経験が強烈に残っているんで。
例えばロールオーバーのような動きは、マットだけではしんどいんですけど、リフォーマーを使ってやると、できていない動作がリフォーマーからフィードバックされるので、「自分が素敵な動きをすれば、リフォーマーも素敵に動く」っていうのがわかるんです。
ただ、リフォーマーのエクササイズを覚えるのは本当に大変だったので、これから試験を受験する方は頑張れ~!って思います。
コース受講生に伝えたいこととしては、せっかくのZONEという環境があるんだから、めいっぱい活用してほしい、ということ。ビーキューブ®というスタジオもあるので、ZONEでは自分たちで練習して、わからないところはビーキューブ®スタジオで、プライベートやグループを受けたほうが絶対いいです。
セッション見学はもちろんですけど、セッションを受講して先生のティーチングに多く触れる機会を持つことで、絶対ピラティスはわかってくるようになります。
スタジオをたくさん利用することは、声を大にして伝えたいですね。
【ZONE】
最後に島田さんの今後の展望、教えてください。
【島田さん】
まずは、目の前のことを堅実に、と思っているので認定試験合格ですかね。
初中級すべてのコースを受講し終えた集大成として、今は準備を進めているところです。
もちろん、ピラティスインストラクターとしての成長も続けたい。プライベートで担当しているお客様とはお互い腹を割って話せるところまでこれるような、信頼関係を築いていきたいですね。コミュニケーションって難しいんですけど、お客様とはガッツリ付き合っていきたいです。
グループクラスでは、見えないところでお怪我をしてしまうことがないように、参加されているお客様をしっかり観察しながら、一体感、ライブ感を出していけたらな、と思っています。
将来的には、歌を歌っていて、その技術に伸び悩んでいる人のサポートが出来るようになりたいです。
例えば音楽スタジオ内でピラティスを教えるとか。
「ボイストレーニングのためのストレッチ」とか「声のためのピラティス」とか、そんな発展のさせ方ができたらいいなと思っています。
【ZONE】
島田さんならではの視点からのピラティスについて、とても興味深いお話でした。
これからも「声」と「ピラティス」のプロとしての活躍を応援しています!
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ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます!
今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。 お楽しみに!
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※卒業生の皆様にお願いします※
ZONE アカデミーは、2020年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。
そして、ZONE アカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。
こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。
ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。
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