ZONEで学ぶストットピラティスSTOTT PILATES®で、一番最初に受講するコースが「初中級マット(IMP)コース」です。
こちらのコースは半年(1月~6月、7月~12月)で各3回、年6回開催されています。
2021年に入って、このコースにチャレンジする方が増えています。
受講の決め手となったところをお聞きすると
・どうせ勉強するなら、資格もとって教えたいから
・しっかりした知識と技術が学べる内容だと思ったから
・今の仕事にピラティスをプラスしたいから
・世界ライセンスで認知度が高いから
・初心者からインストラクターになるための勉強ができるから
といった点を挙げておられます。
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【初中級マット(IMP)コースってどんなコース?】
IMP(初中級マット)コースは
・全8日間 ( 1日5時間・計40時間 ) の講義
・セッション見学 10時間以上
・自主練習 30時間以上
・指導実習 15時間以上
=合計95時間以上からなるカリキュラム。
初級5日、中級3日の講義の中では、
・STOTT PILATES®の基本原則について、
・ウォーミングアップエクササイズから初級・中級エクササイズの習得
・姿勢を分析する方法とそれに基づいてエクササイズの選び方
・プライベート、グループのティーチング
など、講義と実践を繰り返しながら習得していきます。
ただ、講義を受講しただけでは、そのすべてを理解できません。
自分の身体で動きを理解するためには自主練習を、
エクササイズを教えるようになるためには指導実習を、
どんなお声かけをして安全に配慮するポイントをセッション見学で
それぞれコース初日から並行して取り組むことで、コースの学びを深めていくことができます。
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8月開催したコースの参加者のバックグラウンドは様々。
ネイリスト、学校の教員、ダンスインストラクター、エステティシャン、パーソナルトレーナー、ホットヨガのインストラクター、事務職、バレエ講師・・・。
いろいろなメンバーが集まりましたが、「ピラティスを勉強したい!」気持ちは一緒!
これから、認定試験受験までの間、コース中や課題練習などを一緒に取り組む仲間です。
コースでは、ピラティスのエクササイズを実際に行うことはもちろんですが、インストラクターとして、クライアントの動きの引き出し方といったティーチングも多くチャレンジします。
こちらの写真はペアになって、四つ這いの姿勢で背骨を動かすエクササイズ。
ペアの人は、どのように触れることで、やってほしい動きが引き出せるかを実践しています。
触っていく場所、触る強さや弱さ、動きが合っている時の触れ方や修正したいときの触れ方、手だけでも多くの情報をクライアントに伝えることができます。
触れて教えることを「タクタイル」といいます。
こちらはスタートポジションの確認方法。
横向きで寝ているクライアントに、正しい姿勢になっているかを上からチェックします。
首と頭がどうか、胸郭は、骨盤は、股関節は、いろいろな部分を確認します。
スタートポジションが間違っていると、そのままエクササイズをしたときに危なかったり、ターゲットとなる筋肉を意識できなかったりします。
これ以上後ろに行ってほしくない時は、インストラクターが後ろ側に回って「これ以上は後ろにいかないでね。」ということで、注意を引き出すことができます。
インストラクターの立ち位置でも、キューイングができるんです。
また、背中を床にして寝転んだ時よりも、横向きに寝たときは、床への接地している面積が狭くなるので、身体にとってはちょっと強度が上がることにもなります。
中級、上級になってくると、さらに床への接地面が狭くなるエクササイズも多くなり、筋力やバランスへのチャレンジになっていきます。
自分が動くだけでなく、実際に人の動きを観察することも、ピラティスを学ぶ上では必要な情報になります。
STOTT PILATESストットピラティス®︎のマットエクササイズでは、積極的に小道具(プロップ)も使用します。
マット1枚でできるピラティスも、簡単にどこでもできる利点はありますが、道具を活用することで、身体や姿勢への配慮ができたり、エクササイズの強度を調整することもできるようになります。
また、小道具の素材や特性で、使用しているクライアントへのフィードバック情報も得やすいという利点もあります。
こちらの写真ではフィットネスサークルを脚に挟んでいます。
こうすることで、脚の筋肉へのアプローチや腰を高く上げやすくなる使い方ができるようになります。
サークルを使っていない時との身体の状態の比較も面白いですね。
コース内では、ティーチングにも積極的に取り組んでいきます。
特に5日目の初級最終日と8日目のコース最終日には、1時間でエクササイズを教える課題があります。
コースの時は教科書を見ながら教えている方も多いですが、コース後の指導練習をたくさんすることで試験前にはいろいろなバリエーションでティーチングができるようになります。
ストットピラティスのコースでは、コース修了から6か月以内に認定試を験受験することになるので、家族、友人、コース受講した仲間、職場の人などにも協力してもらいながら、ティーチングのスキルをアップできるようになります。
試験合格したあとに、自信をもってピラティスインストラクターとしてのキャリアをスタートできた、そんな卒業生の話も多く聞きます。
今回のコース生から「びっくりした!」という感想があったカリキュラムが「姿勢分析」と「プログラミング」。
STOTT PILATESストットピラティス®︎では、クライアントの今の姿勢がどのような状態になっているかを測る「姿勢分析」を勉強します。
身体の左右差、筋肉の強弱や長い、短い、骨や関節がどういう位置にあるのかを測ります。
「姿勢分析」を基に、そのクライアントにあったエクササイズを選んだり、ピラティスを継続した時に身体の変化を測定することができます。
このデータをクライアントと共有することで、今の状態を共有したり、今後の目標設定にも活用できます。
「姿勢分析」を基に数多くあるバリエーションからエクササイズを選ぶ「プログラミング」もコースで勉強します。
一人一人にあったピラティスを提供できるスキルが培われます。
コース最終日の記念写真。
今回のコースは集中日程ということもあり、コースの復習、予習が大変だったと思います。
コース修了直後の感想もさまざまでした。
「最初は緊張したけど、フランクに接してくれたので安心できた。」
「身体のことを知らなかったけど、最初に勉強したことを振り返ったらわかるようになってきた。」
「ピラティスや解剖学の知識が増えた。楽しく勉強することが出来た。」
「STOTT PILATESストットピラティス®︎の奥深さを知れた。イントラ目指して頑張りたい!」
「想像以上に難しい内容ではあったけど、トレーナーとして役立つ知識を学べた。」
「安全で効果的なピラティスを習得して、大切な人に伝えていきたい。」
みんなの決意も新たに、これからも勉強頑張りましょう!
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STOTT PILATES®のインストラクターとして、今後セッションをして活躍したい方、ご自身のピラティスの知識を深めたい方など、みなさまのご参加をお待ちしております。
今後開催予定の初中級マット(IMP)コースはこちら!
※コースには定員がございます。定員になり次第、お申込受付を終了いたします。
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①9/11〜26 <土日コース> ※満員御礼・キャンセル待ち受付中※
②11/18〜12/8 <平日コース> ※満員御礼・キャンセル待ち受付中※
※くわしい日程はこちらをご覧ください
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なお、2022年前期(1月~6月)のコーススケジュールは10月ごろを発表予定で準備を進めています。
ホームページ、メールマガジンなどでご案内しますので、今しばらくお待ちください。
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