【Instructor Spotlight】福岡県 馬渡陽子さん

更新日:8月1日

ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!


今回は福岡県久留米市でPILATES YOGA「スタジオみつばち」でストットピラティスの専門スタジオを運営する馬渡陽子さん

数ある運動指導の中からピラティスを選んだきっかけ、馬渡さんの人生とピラティスの関わり、今後の展望などをお話しくださいました。


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【ZONE】

コース終了後のお疲れのところ、インタビューありがとうございます。


【馬渡さん】

いいえ、コース楽しいですよ!よろしくお願いします。


【ZONE】

早速ですけど、馬渡さんの経歴、教えてください。




【馬渡さん】

学生のころから、バレエやダンスをしていました。

高校は新体操で有名な学校に通っていて、朝も昼も晩も「新体操」のために捧げていました。

練習もですけど、食事制限をして体重が増えないようにしたり、「新体操」が生活の中心で、そのことだけを考えるような3年間を過ごしました。


その反動というか、自由なことをしたいと思って九州の短大に進学、身体を動かすのは好きだったので体育学科を選んだのですが、自分が動くのはもういいや、何もしたくないって部活動はしなかったんです。

それだけ高校の新体操漬けの3年間が、情熱をもって取り組んでいたんだと思います。


ただ、何か運動にかかわっていたいな、という想いもあったので、ハンドボール部のマネージャーをしました。

あとは、自分でダンスに通ったり、「やらなきゃいけない」から、「やりたいことをした」学生生活でしたね。


その後、福岡市にあるスポーツクラブに社員として20歳の時に就職、親から「石の上にも三年なんだから、三年は仕事を続けなさい!」って言われて、頑張って3年勤めあげました。

その後、フリーのインストラクターとしての道へ進んでいきます。


【ZONE】

スポーツクラブでの仕事はどんなことをされていたのですか?


【馬渡さん】

もう、全部、全部が仕事でした。

その当時人気だったエアロビクス、アクアビクスも教えて、フロント業務もして、館内掲示用のポスター作って、プールの監視やって・・・。


フリーのインストラクターさんとの調整もしていたので、その時にたくさんのインストラクターの方とのつながりができました。


中でも趣味のダンスでも仲良くさせてもらっていたひとみ先生には、いろんなことを教えてもらいました。

「1ヶ月ニューヨークに行くから代行をお願いしたい」と言われて、理由を聞いてみると「ヨガやピラティスを勉強に行くから」ということで、「すごい!」って思ったんです。

その話をたくさん聞いていくうちに、これからはヨガやピラティスの流れがくるんじゃないかな、と思うようになりました。

ひとみ先生は本当に尊敬していて、ニューヨークで流行っている雑誌を見せてくれたり、いろんなことを教えてくれる、私に刺激を与えてくれる存在ですね。


【ZONE】

馬渡さんがスポーツクラブの社員からフリーのインストラクターへキャリアチェンジしたきっかけは何だったんですか?


【馬渡さん】

とにかく仕事がしんどかったんです。

朝早いシフトで職場近くに住んでいたのに、身体がついていかなくなって本当にきつかったんですよ。


新体操を卒業した頃に、親からよく言われていた事がありました。

「社会情勢や世界の流れを把握して、周りが何を求めていくかを考えた上で、やりたい事をしなさい」

私も、それを実践して生活するように心がけていたんです。


スポーツクラブでの仕事の時に、ゴールデンウィークの期間に1日や2日のお休みをもらった時には、福岡から大阪や東京へレッスンを受けに行っていたんです。

どんなに忙しくても、1年に1回は大阪、東京のスポーツクラブを回ってビジター利用でレッスンを受けることで、福岡にはない新しいものや、いろんなインストラクターのレッスンを受けて刺激をうけて、常に新しい情報を受け取るアンテナは張り巡らせていました。


20代後半から30代前半で、ヨガやピラティスを勉強しながらフリーのインストラクターとして活動していくことになります。

特にピラティスを選んだのは、ひとみ先生の影響と、これからはピラティスが求められて、それを教えることが私がやっていくことなんだ、と思ったからです。


【ZONE】

実際にピラティスを勉強してみて、どうでしたか?


【馬渡さん】

ストットピラティスSTOTT PILATES®︎を勉強する前に、別の団体のピラティスを勉強、ライセンスを取得しました。

その頃は、ストットピラティスSTOTT PILATES®︎を日本語で勉強できるところがなかったんですよ。

英語で勉強するのは通訳を介してになるので、専門的な内容を勉強するには言葉の理解やニュアンスの違いがあって難しいだろうな、と思って、日本語で勉強できるという理由で別の団体を選んだんです。


その後、Wataru先生やAkatsuka先生のストットピラティスSTOTT PILATES®︎のワークショップやコースが開催され、日本語で勉強できるようになり、それに参加することで、自分が教えていきたいピラティスがそこにあるな、と感じました。


ピラティスエクササイズを教えるにあたり、ダンサーのような身体を動かすことが得意な人はどんどんできるけど、年齢の高い方や痛みがある方に教えるには、どうしても今のままの知識では足りなくて、解剖学的な視点や、できない方へのアプローチをもっと勉強をしていく必要がありました。


私も運動好き、ダンスで身体もよく動いたほうなので、いろんなお客様にお会いする中で、「できないのはなぜなのか」「できるようにするにはどうしたらいいのか」といったことに直面しながら、それを明確に細かい視点で解決できるヒントがたくさんあるストットピラティスSTOTT PILATES®︎を勉強していくことにしました。

その頃は一人暮らしで、お金の面でも悩みましたが、勉強するための投資と思って、自分の生活と成長をするために、長い目でみてコースを受講していこうと決めました。


【ZONE】

実際、ピラティスインストラクターとしての活動をスタートさせてみて、いかがですか?


【馬渡さん】

やっぱりね、女性の身体って変化がすごいんですよ。

年齢的なもの、妊娠、出産、産後・・・、と男性と違ってライフステージごとに身体の変化に伴う不調がでてくるんですよね。


私の場合も、身体のいろんな症状が出始めたことで、特にピラティスを通じて身体の改善に取り組みました。

頸椎、腰椎のヘルニアだったこともあり、「自分の身体を意識して動かす」ことの大切さも身をもってわかりました。


30代のころは妊活もしていて、病院の女性の先生からは「妊娠出産には骨盤周りを動かすのがとっても大切なので、ヨガでもピラティスでもダンスでもいいから、自分がこれだ思うもので運動してください。それで解決できないことは病院でやります。」とおっしゃってくださって、骨盤周りにフォーカスして動くピラティスエクササイズの良さが繋がったこともあります。

だから、今では骨盤底筋のことは、自信をもって教えられます!

妊娠中は25キロも太ってしまったのですが、それもピラティスで身体を戻しました。


ヨガでは自分の「心」の付き合い方を、ピラティスでは「身体」の付き合い方にアプローチできる、と思っています。

身体が不調になったとき、できないことがくやしいし、悲しいことですけど、ピラティスを通じて自分の身体の不調がクリアになったおかげで、自分の経験を通じてお客様に伝えることで、自分のセッションにより説得力が出たように思います。


【ZONE】

馬渡さんは、ご自身でピラティススタジオを長年されていますよね。


【馬渡さん】

そうですね、今小学校5年生の息子を妊娠中にスタートさせたから、10年以上になります。

その時は、妊娠して自分が動けないから他のスタジオのレッスンを教えに行けなくて、「暇だな~、だったら自分でスタジオやってみるか!」という、本当に軽い気持ちでスタートさせたんです。

後になってから妊婦生活、産後2カ月で仕事復帰してから「大変だ!」と気づいたんですけど・・・、「もうやりだしちゃったから、やるしかない!」という感じでのスタートでした。


その時はマンションの一室を借りてスタジオとしてやっていたんですけど、いろんな人が1時間ごとに訪れたり、入口に行列ができているのって、マンションに住んでいる人からしたら、「この部屋、何やっているんだろう?」って怪しまれちゃうんじゃないかな、とか思うようになって。


今は、「自宅」兼「スタジオ」兼「ハチミツ屋」という環境でセッションしています。

30畳ほどのスペースにV2maxリフォーマーが3台あって、スタビリティチェア2台、タワー2台、スパインコレクターもラダーバレルもあります。

シルクサスペンションもあって、カラフルな布が天井にあって、元気になるような雰囲気にしているんですよ!


実は、スタジオの名前にした「スタジオみつばち」は、結婚した時に、いつか自分の家でスタジオをすることがあったら、はちみつ屋さんとスタジオが一緒になっても名乗れるものを、と思ってつけたんです。

だから今、本当にそういう環境でやってるってうれしいことだな、と思っています。


<馬渡さんのスタジオ・PILATES YOGA「スタジオみつばち」>


福岡県久留米市にある、馬渡さんのスタジオ、PILATES YOGA「スタジオみつばち」


2009年に開業、久留米市に本格的なピラティス、ヨガスタジオを作りたい!と思う一心で、努力を重ねて現在も進行中!


少人数制にこだわり、ストットピラティスSTOTT PILATES®︎の器具を数多く揃えた環境でセッションが受けられます。


はちみつ屋さんでは、こだわりのはちみつを販売、商品は百貨店でも取り扱いされています。


【ZONE】

スタジオではどんなセッションをされているんですか?


【馬渡さん】

少人数のグループクラスもしていますが、大事にしているのはやっぱりプライベート。

自分の身体の変化を感じてもらえるし、続けていこうと思ってもらえるから、結果も出てくるので、ピラティスはプライベートをお客様にはおすすめします。

継続するから結果が出せる、お客様もですけど、私もそれをやりがいにしています。


あとは、せっかくうちのスタジオに来てもらっているので、最後の15分はシルクサスペンションをして、グラグラ、フラフラした環境の中で、身体を支える意識をそれまでのピラティスでやったことを体感してもらえるプログラムにしたりしています。

シルクサスペンションで身体が安定したのを感じてもらえた時に、さっきのピラティスのエクササイズが大事なんだよ、っていうのも身をもってし実感もらえるので。


セッション自体は1日に4本から6本行っています。

4本の時はうち3本をプライベートに、5本の時は4本プライベートに、といったように自分が納得いくセッションができるように時間や内容を調整をしています。

それ以上やりたいとも思うんですけど、やると集中力がなくなるというか、やっぱりお客様をお迎えするには自分も元気がないといけないので、そこはコントロールしています。

ありがたいことに、現在は定員に達していてレッスン数を増やせない状態です。


子供が小学校5年生と1年生。

やんちゃな時もあって、自宅では子供たちを怒っていたけど、扉向こうのスタジオは気持ちを切り替えてお客様をお迎えしないといけないので、それは自宅スタジオならではですね。


【ZONE】

でも、子供さんはお母さんが近くで仕事しているのは、安心につながっているんじゃないですか?


【馬渡さん】

そうかもしれないですね。


はちみつ屋さんのほうは、旦那さんが中心でやっているんですけど、テイクアウト専門のカフェスペースでは、お店独自のレシピで、はちみつを使ったレモンスカッシュとかソフトクリーム、かき氷の販売をしています。

お店の担当の方がシルバーセンターの方で、のんびりした雰囲気でお仕事なさっているので、いて下さるだけで癒されるというか。

仕事の失敗も「もう一回教えますね~」みたいな、スタジオとも自宅とも違った雰囲気で。


スタジオも自宅もお店も、いろんな人が訪ねてくる、とても賑やかな場所なんで、一人になりたい!って思う時もありますよ。


【ZONE】

インストラクターの顔、お母さんとしての顔、はちみつ屋さんのお店の顔・・・いろんな馬渡さんの顔があるんですね。

【ZONE】

馬渡さんの今後の目標、教えてください。

未受講のコースはACCB(上級キャデラック、チェア、バレル)コースのみとなりましたが。


【馬渡さん】

本当なら、Full認定目指して頑張ります!というところなのかもしれないんですけど、試験の勉強って、好きなものも嫌いになるくらい追い詰められちゃうじゃないですか。

私、ピラティスが大好きなんで、それが嫌いになるのはちょっとイヤなんですよ。


産前に試験を受験したんですけどうまくいかなくて、しばらくピラティスが嫌いになった時期もあったんです。

出産でうまく勉強の時間も取れなくて、試験が思ったようにできずに泣きながら新幹線に乗ったことを思い出します。


でも、今となってはそれも必要な時期だったんじゃないかな、と思っています。

試験のために勉強するんじゃなくて、本当はもっとピラティスを深く学ぶことが大事なんじゃないか、って気づいたんです。

「ピラティスの勉強はやめたくない、絶対にあきらめない!」って心に決めたんです。


毎年、今年の目標を立てていくことにしているんですが、自分が追っているつもりで実は追われている状況って面白くなくなるし、やりたくなくなるんですよね。

そんな気持ちでは、絶対にいいことができるわけがない、と思うんです。

私にとってピラティスは、末永く、自分の寿命が尽きる手前まで勉強し続けたい、そう思っている大事なものなんです。

自分が好きなものは、テンション高くいつまでもやっていけると思うんですよ。


だから、Full認定取得を目標とするのではなくて、今40代なんですけど、70代、80代・・・、何歳までかな、長い人生をかけて勉強して、このピラティスインストラクターという仕事をずっとしていきたいんです。


特に、Wataru先生とAkatsuka先生のコース、ワークショップに参加していなかったら、今の私はないと思っています。

過去に受けたことがあるコースの再受講もしたいくらいです。

途中、出産などで勉強が中断したこともありますが、先生方には感謝しかないです。

自分のペースを大事にしながら、勉強を継続していきたいですね。


【ZONE】

これからもたくさんのアンテナを張り巡らせた学びを通じて、馬渡さんにしかできないアプローチで多くのお客様がピラティスで元気を手に入れてほしいです!


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ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。


お楽しみに!


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※卒業生の皆様にお願いします※


ZONE アカデミーは、2021年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。


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