【Instructor Spotlight】京都府 Fine Tune Pilates Kaeさん
- masamiodahara
- 4月25日
- 読了時間: 11分
更新日:4月28日
ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!
今回は、今年2月にスタジオ「Fine Tune Pilates」をオープン!STOTT PILATES®Full認定インストラクターとして活動されているKaeさん。
元々は別業種のお仕事をされていたKaeさんに、ピラティスとの出会い、コースを受講した時の感想、現在のスタジオでの活動などをお伺いしました。
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【ZONE】
今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。
まずは、経歴を教えてください。
【Kaeさん】
ピラティスに出会う前は、不動産の仕事をしていました。
主に京町家を取り扱う不動産会社に勤めていて、海外の方を対象とした物件売買の担当をしていました。
ピラティスに出会ったのは、1人目を妊娠した時です。人生初めての腰痛になりました。立っても座っても腰が痛いし、骨盤矯正ベルトみたいなものを買って毎日つけたりしましたが、改善せず…
そんな時、あるインストラクターの方が発信されている「ピラティスがいい!」という情報を見つけ、ピラティスの存在を知りました。
家の近くのスタジオに行って、その時はマットグループのピラティスでしたが、たった1回のレッスンで腰の痛みがほぼ無くなり驚きました。
【ZONE】
それはすごいですね!
【Kaeさん】
そこからピラティスにハマっていき、何度か受けた時に「私も勉強してみたい!」と思うようになりました。
ピラティスを勉強できるところを調べ始めたら、いろんな団体が出てきて。
どこがいいのか選ぶ基準がわからなくて、その時にピラティスを知るきっかけになったインストラクターさんが、大阪のビーキューブ®︎・ZONEで勉強をしたということを知り、「この人が勉強したところなら間違いない」と思って問い合わせました。
申し込む前にも、たくさん質問があったので電話やメールでやり取りをさせてもらいましたが、どの質問にも簡潔に答えてくださったので、「じゃあ、申し込みます!」とすぐに手続きしました。でも、その時は満席で、半年待って解剖学コースを受講しました。
【ZONE】
ご自身の身体の不調が改善されたピラティス、そしてその情報を教えてくれたインストラクターの先生との出会いってすごく大きいですね。
【Kaeさん】
そうですね、その先生はインスタグラムでよく発信されていますが、その情報がどれも説得力があって。「なるほど!」と思うことばかりです。

【ZONE】
実際に全然違う仕事から、養成コース受講を始められたわけですが、実際に勉強してみていかがでしたか?
【Kaeさん】
受講前は「私にもできる」という根拠のない自信や、希望に満ち溢れた感じでした、コースも楽しみで。
解剖学コースを受けてみて、その段階では「人間の身体って本当によくできているな、神秘的だな」という感想でした。「誰が作ったんだろう、すごい!」と。
今まで全然違う畑にいたので、インストラクター仲間もいませんでしたが、コース受講で仲間ができて、情報交換もできるようになったのは、とても大きかったです。
多分、一番最初に解剖学コースを受けたのが3年4年前くらいかな。その時に出会ったメンバーとは、今でも連絡を取り合っています。
【ZONE】
コース受講は2021年11月からですね。
【Kaeさん】
その後、マットコースを受けた時は、内容が盛沢山で、インプットが多くて頭がいっぱいになりました。マットは、初めてのことで、疑問だらけで、先生が何をおっしゃっているのかわからない、そんな状況でした。
その時も、先生にたくさん質問させてもらいましたが、先生が全て的確に答えてくださったので、わからないけど面白いというか。
Wataru先生もAkatsuka先生もレッスンとか養成講座を楽しくするための技というか、持ちネタ、ギャグみたいなのがあって。情報量が多くて大変だけど、楽しく受講できたという感じです。
あと、私は指導経験が一切なかったので、コースの最後に、みんなの前で一人ずつ教える練習がありましたが、初めての経験で、言葉がスラスラ出てくるわけでもないし、ちょっと恥ずかしいし。
最初はうまくいきませんでしたが、「練習すればできるようになるだろう、なんとかなる」みたいな、そこでも変な自信があって。そういう楽観的な気持ちがなかったら、多分落ち込んだり、コース行きたくないとかなっていたのかもしれないです。
【ZONE】
コースでの勉強って、気持ちは結構大事だなと思います。皆さん最初は楽しい、興味のあるピラティスを勉強したくて来ていたはずなのに、試験前になるとどうしよう、大変、嫌だ、ってなったり。
【Kaeさん】
そうですよね、試験前に泣いている方とかもいたし。
【ZONE】
今できないこと、わからないことを知ることができた、と気持ちを楽にしてみることで、もっと学びが深まると思います。
Kaeさんの「楽観的に考えてみる」気持ちは大切だと思います。
【Kaeさん】
あと、これは実際にインストラクターとして教え始めてから思ったことですが、STOTT PILATES®︎のインストラクター養成コースのカリキュラムって、本当によくできているな、と思います。
今、全てのコースが終わりましたが、違うマシンでも似たエクササイズがあり、その方の身体的条件に合わせて提供することができるようになっていたり、ティーチング経験がなくても、コース受講、練習をしっかりすれば、いろいろな方に教えることができます。まだまだたくさん学ばなければいけないこともありますが、養成コースで教えてもらったことで、いろんなお客様の身体に対応したセッションができるようになりました。

【ZONE】
コース受講の思い出、印象に残っていることを教えてください。
【Kaeさん】
コース受講の時は、私生活も仕事も結構忙しく、仕事を休んでコースを受講するみたいな感じだったので、コースが終わったら次の日から普通にフルで仕事する、みたいな日々を過ごしていました。仕事が不動産の内容でコースとは関係なかったので、仕事とは別に練習の時間も必要だし、本当に忙しい毎日でした。
コースが進むにつれて、少し疑問に思ったことでも、先生に確認しなくても自分で理解できることが増えたと感じたタイミングがありました。
最初のマットコースの時は「もう何をおっしゃっているのか全然わかりません」みたいなことが多かったんですけど、コースが進むにつれて、「これってこういうことなんじゃないのかな」って自分でわかり始め、そうするとどんどん面白くなっていく感じ。
私、スタジオをオープンする前に、どこかに勤めて教えるという経験はしていません。
【ZONE】
そうだったのですね。
【Kaeさん】
仕事の休みの日に、自宅で知り合いや、その紹介の方にプライベートで教えるぐらい。あまり実践経験がなく、コースをとにかく受けた感じでした。
本当は、教えながらコースを受けた方がよかったのかも知れないですが、コースでの内容の理解はどんどんできた感じがしています。
【ZONE】
そういう意味では、コースの課題の練習がその経験でもあったんじゃないですか。
【Kaeさん】
そうですね、幸い周りの仲間が真面目にZONEに行って、練習したり情報交換している人が多かったんです。
私は早い段階で家にリフォーマーを買ったこともあり、コースで一緒だった仲間が家に来てくれて一緒に練習することもあり、その時に、ZONEでの情報を教えてもらったりして、時間がなくてなかなか大阪に行けない時でも情報交換ができたことは助かりました。
京都にいる仲間でグループLINEを作ったり、一緒に友達の家に行って練習したり、こっちに来てもらったり、そういうことが一緒にやれたのはとてもよかったですね。
今、スタジオをオープンして、ZONEで出会った仲間の3人が働いてくれています。
【ZONE】
素敵な繋がりですね。

【Kaeさん】
また、不動産の仕事も続けていく準備をしているところです。
だから、スタジオに私が入って仕事をするのは週3日、半分くらいですが、それ以外はその3人が入ってくれていて、みんなで勉強会を開いたり、情報交換したり。そういう一緒に働く仲間とも繋がれたのはありがたいな、と思っています。
【ZONE】
スタジオオープンにあたって、最初からこうやっていこうと、あらかじめ想定されていたんですか。
【Kaeさん】
実は、不動産の仕事と一緒にやっていくつもりはなかったんですよ。ピラティスに完全にキャリアチェンジしようと思っていて、先ずは一人でスタジオをやっていこうと思っていました。
私が毎日スタジオで働くことを想定していましたが、不動産の仕事を辞めるということを、お客様にお伝えしたら、海外のお客様ですが、多くの方から辞めないで、って言っていただいて。コンサルだけでも続けてほしい、と言ってくださる方もいたり、最初は全部お断りしていたんですけど、そんなに言ってくださるんだったら、ということで、両方やることになりました。
収入も必要ですし、ピラティスだけで食べていけるかどうかも最初はわからなかったので、半分ずつやっていこうかな、という感じになりました。
【ZONE】
ますます忙しくなりますね。
【Kaeさん】
まだ子育てなどの私生活と仕事を、うまく両立できていない部分もありますが、得意の「なんとかなる」の精神で。
<本門さんのスタジオ・Fine Tune Pilates>
京都市内にあるKaeさんのスタジオ「Fine Tune Pilates」。
一人一人の身体に寄り添った「Fine Tune」(細やかな調整)で美しい姿勢、しなやかで力強い身体づくりを目指します。
リフォーマー、チェアを始め、キャデラック、各種バレルも備えたFullスタジオです。


【ZONE】
スタジオをオープンされたのはいつになるんですか。
【Kaeさん】
今年の2月23日です。
【ZONE】
どんなコンセプトのスタジオか、教えてください。
【Kaeさん】
年齢的には40〜50代あたりの方で、健康志向が高く、自分への投資としてピラティスをされている方。プライベートセッションで、心も身体も健康に過ごしていくために、というイメージでスタジオを作りました。
実際、そういう方も多いですが、思っていた以上に皆さん体のどこかに悩みを抱えていらっしゃる方も多く、ピラティスを続ける中で改善を一緒に喜べることがやり甲斐です。
親子で通ってくださる方、義理のお母さんと娘さん、というペアもいます、家族で結構来てくださる方も多くて。
【ZONE】
いいですね。
【Kaeさん】
私のスタジオのあるエリアにはピラティススタジオがあまりないんですよ。
「やりたいと思っていて興味はあったけど、京都市内の中心地までいかなくちゃいけないし、ちょっと遠いな、って思っていたら家の近くにできて嬉しいです」と言ってくださる方が多くて。
「スタジオの前を通って知りました」みたいな、わりと近くの方が多いです。
【ZONE】
実際にどんなお客様が通っていらっしゃいますか。
【Kaeさん】
意外と側湾のある方って多いんだな、っていうのがあります。この部分はまだ勉強していかないといけないな、と思っています。
私がピラティスを知ったきっかけが妊娠期ということもあり、マタニティピラティスは提供したかったので勉強しました。妊婦さんもスタジオへ来てくださっています。
実際セッションを行っていく中で、コースの時に先生たちが「セッションで大事なことは、プログラミングが8割」っておっしゃていた意味がよくわかります。その方の静的姿勢と動的姿勢を思い浮かべながら、最適なエクササイズを考えるのも楽しいです。
【ZONE】
それでは今後の展望を教えてください。
【Kaeさん】
Full認定の試験には合格しましたが、自分的には正直全然ダメで、多分先生もがっかりされたんじゃないかなと思っています。できるならもう1回試験を受け直したいくらい…受けないですけど(笑)
でも、最後の試験が終わって、やっとスタートラインに立てたという感じがしています。
これからはワークショップなどで勉強しながら、実際のお客様の身体を見て、セッションを重ねて、さらに勉強して、を続けていくことで、お客様から「私でないと」と言っていただけるようなインストラクターになりたいです。
あとは英語からのアプローチですね。海外の方とやり取りするのも好きなので、何かきっかけ、チャンスがあればそういうところにも繋げていけたら。
私は旅行が好きで。子供ができてからはあまり行けていませんが、今までは街並みや建造物をみるのが好きでしたが、今後行く時には、いろんな国のいろんな先生のセッションを受けるっていう旅行も楽しいんじゃないかなと妄想しています。そして受けたセッションをお客様に還元できたら素敵だな、と思っています。
【ZONE】
今までのご縁、ピラティスでのご縁、これからのご縁へとどんどん広がっていくのは楽しみですね。
海外への展開も今後お話を聞かせてください。
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ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。
お楽しみに!
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※卒業生の皆様にお願いします※
ZONE アカデミーは、2021年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。
そして、ZONE アカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。
こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。
ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。
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