【Instructor Spotlight】 北海道 Snow Pilates Studio 松嶋恵理子さん
ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!
今回は、北海道札幌市でSnow Pilates Studioを主宰する松嶋恵理子さん。
2012年からSTOTT PILATES®Full認定インストラクターとして活動を続ける松嶋さんにインタビューをしました。
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【ZONE】
今日はPablo先生のコース受講で大阪ZONEスタジオまでお越しくださいました。
よろしくお願いします。まずは松嶋さんの経歴から教えてください。
【松嶋さん】
大学生の頃は数学が専門で音楽にも興味があり、それに関わる単位を多く履修しました。
教育大学を卒業し、小中高の教員免許を取得したのですが、教育の世界には入らず、一般の企業に就職をして社会人生活がスタートします。
社会人2年目を過ぎたあたりから運動不足を感じ、スポーツクラブに入会、最初はリラックスするためにお風呂ばかり利用していたのですが、そのうちエアロビクスにハマりインストラクター養成コースを受講するようになりました。
それこそ筋肉のことも全然わからなかったところから、基礎からフィットネス分野の勉強をスタートさせ、3年かけてエアロビクスのインストラクターの資格を取得、勤めていた会社を辞めて、コールセンターの仕事と副業として28歳から大手のジムでインストラクターとして働くことになります。
「インストラクターらしい身体作り」をするために筋トレやマラソンなど、アクティブに運動していくことが増えていく中で、坐骨神経痛になったり身体の不具合を感じることが多くなりました。治療のためにカイロやヨガもやってみました。
ちょうどその頃、20年前くらいになります、日本にピラティスが認識され始め、スポーツクラブを中心にグループクラスが出始めて興味を持つようになりました。
大手のスポーツクラブが提供するピラティスのグループクラスは、簡易リフォーマーを使ったものもありますが、グループ向けにマニュアルがきっちり決まっていてエクササイズも全て順番通りに行うようなものだったので、そこでピラティスを勉強しても、本質的なものは学べないのではないかと感じました。
本格的にピラティスを勉強できる環境を探して、東京なども調べた中で、大阪の心斎橋にあったビーキューブ®を見つけました。もともとエアロビクスのワークショップ等を色々な地域にて受講していたので、フットワークは軽かったのですよ。
2008年3月に大阪ビーキューブ®を初めて訪れグループクラスとプライベートセッションを体験し、その翌日の自分のレッスンで、身体が動きやすくなっていることにとてもとても感動しました。「ここで本格的に身体の使い方を学びたい」そう思ってSTOTT PILATES®インストラクター養成コース受講を決意しました。
【ZONE】
松嶋さんが初中級マット(IMP)コースを受講されたのが2009年3月ですね。
【松嶋さん】
そうです。それまでの1年間の間に2ヶ月に1回、北海道から大阪へピラティスプライベートとマットやリフォーマーのグループクラスに参加していました。
【ZONE】
2ヶ月に1回大阪にきて、コース受講前にたくさんセッションを受講されていたのですね。
【松嶋さん】
まずは、STOTT PILATESを自分自身が体感したかったからです。
その時は腰が硬くて、エクササイズのロールアップができない、というのがあり身体を改善したいと切実に思っていました。
実際の養成コースを受講する前に、「産前のためのピラティス」のワークショップを受講させていただいたことも印象に残っています。

【ZONE】
セッション受講で準備をし、実際にコースに参加して、いかがでしたか?
【松嶋さん】
私が受けた初中級マット(IMP)コースの参加者は2名でした。その時に覚えていることとして「情報量が多くてすごく疲れたな・・・」というのがあります。その頃からしばらくの間はテレビや他のメディアの情報を入れるのを止めるくらいでした(笑)。
ピラティスの新しい情報を整理するために、他の情報には触れないようにしたんです。
【ZONE】
なるほど、確かにコース受講生の感想で「頭がパンパンになる」とか「コースで勉強する内容がいっぱいだ」というのを聞きますが、まさにそんな感じだったんでしょうか。
松嶋さんがコース受講した頃は、ピラティスの器具コースまで勉強しようと思う方がそこまで多くなかったんじゃないかと思うのですが、松嶋さんがピラティスの勉強を続けた理由はなんだったんですか?
【松嶋さん】
マットコース受講後に「ピラティスを極めるにはマットだけじゃダメだ、リフォーマーやってみたい」って思ったからでしょうか。途中でやめる発想はなかったように思います。
2010年4月の初中級リフォーマー(IR)コース受講後に、自分でSPXリフォーマーを購入しました。試験の練習をするためには必須でした。リフォーマーを個人輸入する手続きは大変でしたが、為替は1ドル91円!くらいで今思うと本当に恵まれていたのだと思います。
今はリフォーマーも送料も国内の通関手数料もびっくりするくらい高くなっていますよね。
リフォーマーが到着した時には、運転手の人と家族で、実家の8畳の部屋に運び込んだ思い出があります。このリフォーマーは後にタワーを購入して後付けし、今も私のスタジオで現役で使っています。
【ZONE】
そのリフォーマー、松嶋さんと共に歩んできた大事な相棒なんですね。
【松嶋さん】
その通りですね。その後、初中級キャデラック、チェア、バレル(ICCB)コースと学びが進むにつれて、ピラティスインストラクターとしての視野が広がるというか、身体をみる解像度が高くなるという感じというか。高い山に一生懸命登っている、登ってこそ見える景色がある、そんな感じになりました。
【ZONE】
松嶋さんのコース受講での思い出は?
【松嶋さん】
STOTT PILATES®インストラクター養成コースは、エクササイズをマニュアル的に勉強するのではなく、身体のタイプごとに行う修正や的確なタイミングでキューを出すパターンなど、すでにインストラクターだった私にも目からウロコの情報がたくさんあって、大変興味深かったし、実践的でした。
Wataru先生もAkatsuka先生もお客様に伝えるキューイングや表現が上手で、その頃は現役でエアロビクスを教えていたので、それにも活かせました。
解剖学の知識もフィットネス業界で得た知識だけでは全く通用しなかったので、焦りというか必死で勉強するしかなかったです。
養成コースのテキストは私が持っている10年以上前のものでも大変充実していて、今でもよくみます。ICCBコース中はテキストの数が多いので持ち歩くのは重くて大変でした(笑)。おそらく今は内容も改訂されているところがあるだろうと思うので、新しいテキストも欲しいくらいです。
コースを全て受け終わった時は、寂しい気持ちとこれからスタートだという気持ちでした。Full認定取得まで濃い3年間です。
【ZONE】
松嶋さんがお住まいの北海道でSTOTT PILATES®を勉強する上で、苦労したことなどありましたか?
【松嶋さん】
周りにピラティスを知っている人がいない、というのが一番にありました。
試験のために練習BODY役をたくさんの方にお願いしまして、お一人最低10回は受講いただくことを条件で募集をしました。
インストラクター仲間や後輩、友人、ピラティスをやりたいといってくださる方に協力していただきました。家に来てもらうか、私が作ったレッスンバックにマットとプロップを持って出張セッションをするか、そんな環境で指導練習を行っていました。ピラティス経験のある方は一人もいらっしゃらなかったです。
マットとリフォーマーのコースの1年半の勉強の間に、気が付けば200時間の指導練習を実践するまでになっていました。それだけ色々なところでレッスンをしていると「家族や周りの人から姿勢が良くなったねと言ってもらえた」というお話しをお聞きしたり、本当に協力してくださった皆さんが喜んだり、驚かれているし。こういったセッション、練習がとても貴重な時間となりました。
最初はハンデだと思っていた北海道にいるという環境は、逆にたくさんの気づきを得る機会となりました。
「ピラティスでしっかり結果を出すにはプライベートだ」ということ。マットだけでも効果を実感していただけるなら、グループクラスで教えるより、プライベートで身体に良い変化を導き出せる方がいいのじゃないか、と思うようになり、これが後に自分でスタジオを始める自信や確信になっていきました。
グループクラスでみんなとわいわいワークアウトするのも楽しいことですが、動きが気になる方に対してもある程度目をつぶってクラスを進めていかないといけないこともあります。
代行で大きな体育館でピラティスを指導する機会があっても、参加者全員にピラティスを効果的にお伝えするのは限界があると感じました。
あとフィットネスジムは、内容よりも集客重視の部分を求められることに違和感を感じて、グループクラスのインストラクターは13年で引退をしました。
<松嶋恵理子さんのスタジオ〜Snow Pilates Studio〜>
北海道札幌市にある松嶋恵理子さんのスタジオ〜Snow Pilates Studio〜。
スタジオコンセプトとして、おひとりおひとりを尊重し、ご希望、状況にあわせてピラティスを提供すること、お客様にとって居心地の良い空間であること、スタジオにお越しいただくことで心身共に元気になっていけるようなパワースポットであることを心がけていらっしゃいます。
動きの修正を少なくして見守ることでお客様を信頼し、気づきを促すこと。お客様と一緒に機能的かつ効率的な美しい身体を追求することにこだわって、ピラティスのプライベートセッションをされています。
「新しい学びはお客様に影響していく」ということから、松嶋さん自身も常に学び続けることを大事にされています。

【ZONE】
松嶋さんがご自身のプライベートスタジオを始めたのはいつ頃ですか?
【松嶋さん】
2012年2月にスタジオの開業届を提出したので、今年で14年目になります。
2013年に自宅を新築することになり、1階部分をスタジオにして、床を補強したり、鏡を設置したり、更衣スペースや洗面所などお客様のために使いやすいスタジオ作りを心がけました。
それが後々のコロナの頃に、お客様に安心してピラティスをしていただけるスタジオとして喜んでいただくことになりました。
あの頃でもほとんどのお客様が影響なくプライベートでピラティスを続けてくださいました。
今回のPablo先生のコースの時に、先生が「心理的な面も含めて居心地の良い環境が大切である」とおっしゃっていて、知識だけでなく、お客様にどう過ごしてほしいか、というのも大事なんだな、と思います。
【ZONE】
スタジオにいらっしゃるお客様はどんな方がいらっしゃいますか?
【松嶋さん】
お客様は、老若男女多種多様です。中学生から79歳までお客様がいらっしゃっています。
有難いことに長く続けられる方が多く、12年以上続けてくださっている方、9年間毎週必ず来てくださる方もいます。続けられている方々がよくおっしゃるのは「たくさんのエクササイズがあって飽きない」ということです。あと「身体の変化」です。
最近の中学生のお客様はバスケット選手を目指しているとか、側弯を改善したいとか、ダンサーを目指しているなどの目的で親御さんが探してご本人を連れていらっしゃいます。
北海道なのでスキーやクロスカントリーの選手も来てくださったり。
どんな方がいらっしゃっても対応できるようにコースで学ぶことができたことが
私の基礎となっています。これはお世辞ではなくて本当に今でも感謝しています。
スタジオホームページはあるのですが、特に情報を発信したり、インスタ、宣伝はしていません。おひとりずつ丁寧にピラティスをお伝えするというコンセプトから沢山集客するという必要はないからです。
それでも皆さん、ご紹介とか探して探して私のスタジオを見つけてくださっています。
クライアントさんとご一緒する中で、皆さんそれぞれご自身のストーリーがあって、今の身体があるということに気付かされます。
過去の習慣、今までの背景がその人の身体を作っている。こちらがお客様を操作していくのではなく、何か気がつくきっかけ、向き合うきっかけを提供してその方の身体の変化することを待つことでしょうか。実際に皆さんセッションを通してすごく変わっていかれます。
この人はこういう人だから、という先入観、限定はできないです。
その時のお客様の心身に響くエクササイズを適切なタイミングで適切な方法で
都度都度選んで提供できるかがインストラクターの醍醐味ですよね(笑)まだまだです!

【ZONE】
それでは、松嶋さんの今後の展望を教えてください。
【松嶋さん】
続けることです。
自分自身でピラティスすること、お客様にピラティスをお伝えすること、学ぶこと。
毎年何かしらワークショップでZONEに通い続けてますが、同じエクササイズでも色んな角度から評価することが出来て毎回気づきがあり、観る目が深まってくる感じがします。いまは深海にどんどん潜っていってライトで照らしているみたいな感覚です。
大前提として「新しい学びは、そのままお客様に影響していく」と思ってます。
筋膜の知識も、「膜・筋膜ムーブメントコース」を受講して、必要だと思うクライアントさんにはセッションにも取り入れています。
ピラティスは、自分ですることも好きですし、楽しさもまだまだお伝えしていきたいです。
セッションは毎回集中していて充実した時間で有難いと感じています。
これからも学びを継続し、お客様と良い時間を過ごしていけたらと思います。
【ZONE】
今回のPablo先生のコースでの学びも、松嶋さんのクライアントさんにいっぱいお伝えしていってください!
次回のコース、ワークショップもご参加、お待ちしています!

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ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。
お楽しみに!
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※卒業生の皆様にお願いします※
ZONE アカデミーは、2021年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。
そして、ZONE アカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。
こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。
ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。
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