【Instructor Spotlight】京都府 Body Life Balance 長尾由美さん
- masamiodahara
- 4月18日
- 読了時間: 9分
ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!
今回は、京都で「Body Life Balance」を主宰している長尾由美さん。 実は運動は苦手だったという長尾さんに、ピラティスの勉強を始めたきっかけ、インストラクターへ転身してからの活動などについてお伺いしました。
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【ZONE】
こんにちは、今日はありがとうございます。
【長尾さん】
いいえ、光栄です。緊張していますけど、よろしくお願いします。
【ZONE】
こちらこそ、よろしくお願いします。
ではまずは長尾さんの経歴を教えてください。
【長尾さん】
実は私、運動はどちらかというと苦手意識があったんです。
学生時代も部活に所属することもなく、大人になりました。
子供が3人いるんですが、下の子が3歳の時に「身体を動かしたほうがいいな」って、ふと思ったんです。その時、自分の体調がなんかシャキッとしない、昔のような元気がないな、って。その原因を「産後? 年齢のせい?」とあれこれ理由を探してみたんですけど、自分で身体を動かしてないからなんじゃないか?と。
友人に相談したところ、ヨガとピラティスを教えてくれて「やってみたら?」と誘ってくれたんです。最初はヨガをしたんですけど、瞑想の時間でじっとする、っていうのがなかなかできなくて。次のピラティスは、「ピラティス?それは何?」からのスタートだったんですが、「私にもやれそう、やってみよう!」と思うものでした。
そこから「ピラティスは、自分でもうちょっと知って動いたほうが楽しいかな」「勉強してみて、周りの人にも教えられたらいいな」と思うようになっていきました。
STOTT PILATES®︎の先生のセッションを3〜4回受けて、コースを受講しようと思いました。
【ZONE】
長尾さんがSTOTT PILATES®︎を気に入ったのは?
【長尾さん】
ポイント・・・。運動を全くしてこなくて、インストラクターではないので教えたこともない、ゼロから養成コースに飛び込んだわけですが、最初の解剖学は、とても緊張して「私にできるかな」って不安がありました。でも、担当してくださった先生が「大丈夫!」と優しく励ましてくださって。
コースを受講してわかったことですが、ピラティスの基本となる解剖学からしっかり教えてもらえるのがSTOTT PILATES®︎のインストラクターの養成コースでした。
インストラクターになって、「どの資格をお持ちなんですか?」っていう質問に「STOTT PILATES®︎です」って答えたら、「しっかり勉強されているんですね」って反応が返ってくるんです。カリキュラムも多いので、ハードルは高かったですが、STOTT PILATES®︎を選んでよかったと思っています。
私がマットのコースを受けたのが、2010年だから・・・。もう15年前になるんですね。
【ZONE】
今では、Full認定のインストラクターですね。
【長尾さん】
でも私、マット歴が長いんです。
【ZONE】
初中級リフォーマー(IR)コース受講が2019年ですから、STOTT PILATES®︎マットインストラクターとして、活動されていた期間が長いことになりますね。
【長尾さん】
マットを教えていた時も、お客様の身体が十分変わる、とは思っていました。
でも「変わるけど、もっと変わるんじゃないか」「もっと変わるためには何が必要なのか」といった疑問がフツフツとわき上がってきたんです。
マットエクササイズはある程度の強度もあるし、動きやすい身体作りはできるけど、腰痛などの痛みの改善のためには、別のアプローチも必要なんじゃないかなと。
自分がインストラクターとして身体を動かす時、自分自身の身体の疑問も出てきて、それら全部がわかるにはもっと勉強しなきゃ、って思いだしたんです。

【ZONE】
長尾さんがコース受講で思い出に残っていることって、何かありますか。
【長尾さん】
あんなに運動してこなかった自分が、ピラティスをすることで動くのが好きになっていたので、コース中もエクササイズをするのは楽しくて大好きな時間でした。「こんな動きがあるんだ」って発見も多くワクワクします。
逆にティーチングの時間は、未だに緊張します。
みんなの前で教えるって勇気がいるし、恥ずかしいな、って思う気持ちも出てしまうので。
【ZONE】
自分のティーチングをインストラクタートレーナーに見てもらって指導してもらえるのは、コース中か実技試験かしかないと聞きます。
【長尾さん】
そうですよね。だから、コースも試験もいい経験になったと思います。
あとは、解剖学が苦手で、コース中にも先生から内容を確認されることがありますが、答えられない時は、もっとやらないと、という気持ちになりました。
解剖学って、完璧にわかるってことないんじゃないか、というくらい、奥が深いんですよ。
ただ、その知識が深まることで、レッスン中のお客様がなぜこうなっているのか、ということを理解するヒントになるので、大事なポイントだと思います。
解剖学のコースは今でも受講し直したいです。
【ZONE】
最初のお話しでは、運動は苦手っておっしゃっていましたけど、長尾さんがピラティスインストラクターとしてお仕事にしていったのは、どういう経緯があったのですか。
【長尾さん】
初中級マット(IMP)コースを受けて、試験後にインストラクターの仕事のお話しがあって、始めました。別の仕事と掛け持ちして、という時期が長かったです。リフォーマーコース受講前までだったので、8年ほどですね。
自分でも不思議ですが、いろんなきっかけ、ご縁があって自分のスタジオをすることになりました。最初は自分でもスタジオをするってイメージもなかった状態の中で、ご縁がご縁を繋いでくれて。「ピラティスが楽しい」と思う好奇心がそれを支えてくれました。
<長尾さんのスタジオ・Body Life Balance>
京都市内にあるBody Life Balance。
ピラティスのプライベートセッションをメインにされていますが、運動の習慣づけ、食事や生活習慣から見直すメニューを提供されています。
集中コースでは「ダイエットコース」「健康改善コース」があり、お客様と一緒に健康をサポートされているスタジオです。

【ZONE】
ご自身のスタジオを運営されていかがですか。
【長尾さん】
今のスタジオを本腰入れてやりだして、2019年から6年くらいが経ちました。
私がマットインストラクターとしての歴が長いというのもあって、ダイエットしたい、お客様が運動して痩せられるためのサポートって好きなんです。
私のスタジオメニューの中に、期間を決めてスタジオに通っていただくコースがあります。
1つはダイエット目的のコース。
何キロ体重を減らしたい、という目標を立てて、ピラティスに週1回、または2回通っていただきながら、痩せやすい身体にしていくのと同時に、食事や生活習慣を見直すことをしています。
もう1つは健康改善のコース。
期間を決めて運動習慣をつけてもらうためのもので、こちらも運動、食事、生活習慣から、自分の身体を自分自身で維持、管理できるように意識してもらえるような内容です。
健康になるためには、運動、食事、生活習慣は大事なキーワードです。
期間を決めて取り組んでいただくことで、それを習慣にできるようになっていきます。
実際に通ってくださったお客様で、10キロ以上痩せることができた方がいらっしゃいます。

【ZONE】
それはすごいですね。
【長尾さん】
その方は、スタジオに通っていたお客様からのご紹介でお越しになって、ヘルニアや坐骨神経痛の症状をお持ちでした。2クール、10ヶ月間、取り組みました。
運動はピラティスで、ヘルニアや坐骨神経痛に配慮してお身体の様子を見ながらサポートしていったんですが、長い期間通っていただいたことで、身体を支える筋肉を意識していただけるようになって、体重の減少だけでなくその症状もなくなったそうなんです。
あとは、メンタル面でも落ち着いた、っておっしゃっていただいて。
「このスタジオに出会えてよかった、私にとっては大きな決断でしたが、来てよかった」そういっていただけて、とても嬉しかったです。
お客様も最初はできるかどうか不安だったと思うんですが、一緒に取り組むことで、とてもいい結果に繋げることができました。
【ZONE】
その方にとって、長尾さんは人生を変える大きな出会いだったんでしょうね。

【長尾さん】
そして、娘が去年からSTOTT PILATES®︎のコースを受講し始めました。
初中級マットとリフォーマーコースを受講して試験を受けることになったので、私もFull認定を目指さなきゃ、と目標ができました。
【ZONE】
娘さんが同じピラティスインストラクターを目指してくれるとは嬉しいですね。
確か、試験受験が同じ日だったような。
【長尾さん】
そうなんです。
そして試験の合格通知が来たのも同じ日だったんですよ。
結果が来るまでは2人ともソワソワしていて、合格メールが来た時には、2人で「やったー!」と喜びました。
娘がインストラクターとしてデビューしてから、スタジオにくるお客様の中に初中級マット
(IMP)コースで一緒だった同期の方が通ってくださるようになったり、新しいお客様も増えてきました。
【ZONE】
じゃあ、スタジオもさらにいろいろな方に来ていただいているってことですね。
それでは、長尾さんの今後の目標を教えてください。
【長尾さん】
資格をとってインストラクターとして活動する上で、お客様のお身体を変えたい、という気持ちは強いので、これは大切にしていきたいです。
【ZONE】
最後にコース受講を検討されている方にアドバイス、ありますか。
【長尾さん】
私の場合は、好奇心とご縁だけでここまでやってこられたと思っています。
私にもできたんだから、やってみたいという気持ちがあればチャレンジするべきですよ。
【ZONE】
今もZONEのホームページを見て、迷っている人、いらっしゃると思います。
長尾さんのお話しは、その方にチャレンジしてみて、と背中を押す言葉になっているんじゃないかな、と思いました。
今日はありがとうございました。
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ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。
お楽しみに!
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※卒業生の皆様にお願いします※
ZONE アカデミーは、2021年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。
そして、ZONE アカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。
こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。
ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。
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