ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!
今回は、今年2023年4月に念願のスタジオオープンをされる坂下直美さん。
坂下さんがピラティスインストラクターを目指したきっかけ、スタジオオープン前の準備やこれからの展望をお聞きしました。
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【ZONE】
今日はインタビューにご協力、ありがとうございます。
【坂下さん】
いえいえ、こういうお話しするのって、すごく緊張しますね。いろいろ話したいことを考えてきたんですが、今は頭真っ白、試験の前みたいになっています。
【ZONE】
そんな、そんな、緊張しなくて大丈夫ですよ。
早速ですが、坂下さんの経歴を教えてください。
【坂下さん】
まずは、事務の仕事をしていて、結婚、出産して専業主婦をしていたんですが、子育ても落ち着いてきたんで、仕事してみようと思いました。
どこかに勤めるというよりは、資格を取ってずっとできる仕事をしてみたいと思って、自分が好きなリンパマッサージの資格を取ることにして、リンパケアセラピストとして、自宅サロンで施術を行うようになりました。
【ZONE】
ピラティスとの出会いは、どのようなものだったのですか?
【坂下さん】
趣味でしているベリーダンス、これは今も踊っています。
このダンス、骨盤を左右上下や前後に動かし、背骨も柔らかく動かすのが特徴なんですけど、踊るためにはコア、体幹がしっかりしていないといけなくて、見た目以上にハードなんです。
ベリーダンスをするためには、体幹の筋肉をつける必要があると思って、筋トレのパーソナルジムに通ったんですけど、トレーニングをすればするほど腰は痛くなるし、肩も痛いし・・・。
身体のためにトレーニングしているのに痛めるって、本末転倒じゃないですか。
実際、身体が痛いからトレーニングをお休みしたりもしてました。
他に何かいいアプローチがないかとネットなどで調べた中に「ピラティス」が出てきて、グループクラスで受けてみると、面白いし、深く勉強してみたいと思うようになりました。
ピラティスは自分にために使えるんじゃないかって。
あと、リンパケアマッサージに来て下さるお客様も肩こりや腰痛に悩んでいる方が多くて、施術でその時は「スッキリした」と効果を感じて下さるんですけど、「治したい」となるとリンパケアだけでは限界があるというか・・・。
リンパを流すことはできるんですが、肩こりや腰痛の根本的な治療と完治まではできないんですよね。
【ZONE】
マッサージっていうと、どちらかといえばリラクゼーションという感じがします。
【坂下さん】
そうなんです、そうなんです。
癒されたい、リラックスしたい、という方にはいいんですけど。
だから、お客様の不調の原因になっているものにアプローチできるものがないか、と思った時に「ピラティス」がいいかも、って思ったのもありました。
だから、自分の身体のために、そしてお客様の不調の原因まで対処できるものとして、ピラティスインストラクターの勉強をしたいと思ったんです。
勉強するために、たくさん情報を調べました。
だって「どうせ学ぶのなら!」って相当な覚悟もいるわけじゃないですか。
いろいろなところの体験に行ったり、動画を見たりして、自分にあったところ、勉強できる内容のものを探しました。
【ZONE】
ストットピラティスSTOTT PILATES®を勉強しようと思った決め手は何だったんですか?
【坂下さん】
私が求めているものがストットピラティスSTOTT PILATES®に近いな、と思ったからです。
今もちょっと苦手意識はあるんですけど、解剖学コースの勉強をしてから、ストットピラティスSTOTT PILATES®インストラクターのマットコースを受けるっていうのが、基本からしっかり教えてくれるんだな、って感じたんです。
今も解剖学は見直してみると大事だなって思うし、これからも勉強したいタイミングでワークショップやコースを受講して復習したいと思っています。
【ZONE】
確かに、解剖学コースはリターン受講される方が多いコースです。
最初はIMP(初中級マット)コースの事前準備で受講されるんですが、初めて聞く解剖学の話でびっくりするけど、試験前やFull認定取得後に改めて解剖学コースを受講すると、同じ内容のはずなのに、気づきや情報の理解が違ったっていう感想をおっしゃっていましたね。
【坂下さん】
そうなんです。
だから、最初に受講したあの時と絶対違うと思うので、日程が合えば改めて勉強したいんですよ。
【ZONE】
実際にコースを受講していって、どうでしたか?
【坂下さん】
一番はコースの内容についていけるかどうか心配でした、初めて勉強する内容だったので。
ただ、勉強する中で気づいたことがあって、それは「自分の身体って一番身近なものなのに、全然わかったいなかったんだな」ということでした。
自分の身体がわかっていないから、日常の身体のクセがわかっていないから、身体の不調の原因になっているんだ、ということに気づけたのは、自分の中ですごい発見でした。
一番最初のコースのIMP(初中級マット)コースは、わからないことだらけで、8日間、常に不安と緊張に襲われてる感じで、試験も受けられるところまで理解できるのかどうかわからないまま、どんどんコースが進んでいきました。
そんな中で助けられたのが、一緒にコースを受講した仲間の存在でした。
私の受講したコースが、たまたま私と同じような人が多かったので、いい時期にコースを受講できたのかな、って思います。
【ZONE】
坂下さんが受講したコースメンバーは、このコースでインストラクターを目指す人が多かったように思います。
【坂下さん】
そうなんです、経験者の多いクラスだったら自分が場違いなところに来てしまったかも、と思ったかもしれないんですが、全員が女性だったこともあり、雰囲気が体育会系の部活みたいな感じでした。
姿勢分析や勉強した内容を練習するのもスタジオを借りられたので、みんなで残って、集まって練習しよう!みたいな。
部活のノリで、みんなで頑張ってやろう!っていうのが良かったです。
あとは、コース前にビーキューブ®の会員になってプライベートセッションを受講していたことも、私にとってはプラスになりました。
コースの疑問、質問も先生に確認できたので、勉強する環境にはとても恵まれていたし、よかったと思っています。
お客様としてセッションを受けている時には気づかなかった、インストラクターとお客様との距離や立ち位置、教え方も本当に勉強になっています。
これからは自分がインストラクターとしてセッションをおこなう立場になるので、なるほどって思ったことを、お客様にできるようになりたいですね。
【ZONE】
念願のスタジオを現在準備中とお聞きしました。
場所はどこになるのですか?
【坂下さん】
東大阪市の近鉄布施駅近くで、テナントとして部屋を借りてのスタートになります。
物件は前から探していたんですが、決めるまでには時間がかかりました。不動屋さんともいい関係を築く必要がありましたし。
不動産屋さんの担当してくださった方が、たまたま同世代の女性だったんです。
その方がピラティスにすごい興味を持ってくださって、ご自身の痛みや不調を改善するために通いたいから、ということで親身に場所を探してくださったんですよ。
この人のためにも絶対オープンさせなきゃいけない、って思ったりもして。
あ、そう思えば、私、人に恵まれているんだなって今気づきました。
コース受講の仲間や先生、不動屋さんの担当・・・、いろんな人との縁でここまで来たように思います。
【ZONE】
そうですね、不動産屋さんも様々な方、男性も多い中で、同世代の女性でピラティスに興味持って下さる確率なんて、なかなかないですよ。
今はどこまで準備が進んでいるのですか?
【坂下さん】
現在、内装リフォーム中です。
まだカナダからマシンが来ていないので、それが届くのを待っています。
そろそろ到着しそうなので、その準備が整い次第、稼働させていく予定で、プレオープンは3月、グランドオープンは4月を考えています。
【ZONE】
スタジオコンセプト、ターゲットはもう決めていらっしゃいますか?
【坂下さん】
基本は女性専用でいこうと思います。
ただ、ご夫婦はセミプライベートセッションでOKしようかな、と思っています。
そう思うようになったのは、ビーキューブ®でご夫婦でピラティスにいらっしゃっている姿を見たからなんです。
1時間、一緒に時間を合わせて、ご夫婦で健康に気を使ってピラティスにお越しになるって、素敵じゃないですか。
私もこうありたいなってあこがれもあって、自分もそういう場を提供したいと思って、セミプライベートができるようにリフォーマーを2台購入しました!
スタジオはサロンアドバイザーの方と相談しながら、やわらかい雰囲気のスタジオになるようにしようと思っています。
ピラティスのマシンって硬質っていうんですか、スプリングやチェーン、鉄製のバーがあったりするので、初めて見る方や高齢の方がご覧になったら、怖いって印象を持つ方もおられるんじゃないかな、って思うので、その部分の配慮もしたいと考えているんです。
【ZONE】
確かに。
以前スタジオをご案内した時に、リフォーマーやキャデラックが、映画の拷問器具みたいな印象を持った方がいらっしゃいましたね。
【坂下さん】
ピラティスを知っている人ならリフォーマーなどの器具は憧れなんですけど、初めての人に「これで何をされるんだろう・・・」って不安に思ってもらいたくないんですよ。
だから、クロスの色や照明も、安心感を感じてもらえる暖かい色を選んだり、リンパケアもできるようにエステサロンの女性らしい雰囲気も出せるように考えています。
キャデラックをそのままベッドにして、寝っ転がったそのあとすぐに、そのままリンパケアもできるんですよね。
運動、トレーニングメインのピラティススタジオっていう感じにはしないで、来て下さる方が癒されるような優しいイメージで考えています。
初めの入口の印象って、とっても大事だと思っています。
これからホームページも作成する予定なんですが、そういうところの印象って大切だと思っています。
親しいお友達に「私、ここにピラティス行ってるんだよ」って自慢してもらえるような、そして実際にスタジオに来て「思っていたイメージ通りだな」と思ってもらえるようなものにしたいですね。
<坂下さんのスタジオの最新情報は、後日お知らせします!お楽しみに!>
【ZONE】
今後の展望を教えてください。
【坂下さん】
ピラティスのセッションはもちろんなんですが、リンパケアの資格も活かして、今、考えているのは月1回の美容デーとして、お肌やフェイシャルへのアプローチもしていきたいです。
私のスタジオに来たら、ピラティスもできて、リンパケアも受けられる、そんな場所にしたいんです。
ピラティスのスタジオとリンパケア、別々だったら、通うのも2か所になるし、時間の都合もそれぞれ予約しないといけないから、皆さん忙しいから大変だと思うんです。
【ZONE】
ピラティスの後にリンパケアが受けられる、頑張った後にご褒美ケアもできるっていいですよね。
【坂下さん】
そうでしょう?
それが一つでできるなら、私が受けたいくらいです!
スタジオの名前ももう決めているんです。
リンパの「リン」に、ピラティスの「ティス」を組み合わせて、「リンティス」にするんですよ。
ピラティスインストラクターとしてのキャリア、スタジオもこれから始まっていくことなんですが、夢は大きく持ちたいと思っています。
インストラクターとしての働き方には、スタジオと契約して働く方法もありますが、私の場合はいきなり自分のスタジオを開くことにしました。
それは下の子が小学生で、子育ての手が離れたとはいえ、まだまだ働くための時間の制限があったから。
そのためには、自分でお客様と予定を調整しながら自分でやるほうがいい、って思ったんです。
あとは、ZONEスタジオでお友達になったインストラクターが、私のスタジオで一緒に働いてくれることになりました。
【ZONE】
そうなんですね。
【坂下さん】
そうなんですよ~。
これも人のご縁っていうんですか、一緒に働く仲間にも出会えたって、すごいことだと思います。
一人だと不安もありますが、同じストットピラティスSTOTT PILATES®を勉強した人と一緒にスタジオをしていけるっていうのも心強いし、このご縁はビーキューブ®、ZONEスタジオで勉強したからだと思っています。
ストットピラティスSTOTT PILATES®を勉強しに来る人達って、向上心を持った人たちが集まってるんですよ。
練習も熱心だし、みんないつもピラティスに対して真剣なんです。
私も最初は不安な気持ちだったのが、「ピラティスが楽しいからもっと学びたい!」って思うようになれました。
お友達とかピラティスのインストラクターに「どこで勉強したか」って聞かれた時に「ストットピラティスSTOTT PILATES®を勉強した」って自信を持って言えるんです。
ほんとうに「ピラティスに出会えてよかった」、そう思っています、ピラティスさんに感謝ですよ。
私の最終目標は、お客様にも「ピラティスに出会えてよかった」、そう言って頂きたいですね。その言葉を聞くために頑張ります。
【ZONE】
坂下さんのスタジオ、オープンしたら紹介しますので、ぜひ教えてください。
楽しみにしています。
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+ ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。 お楽しみに! +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-:-+:-:-+:- ※卒業生の皆様にお願いします※ ZONE アカデミーは、2021年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。 そして、ZONE アカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。 こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。 ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。 ※インストラクター スタジオ&活動状況 登録フォーム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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