【Instructor Spotlight】大阪府 ピラティススタジオ Village 上川里美さん
- masamiodahara
- 2023年1月14日
- 読了時間: 9分
更新日:2024年11月7日
ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!
今回は、柔道整復師、スタジオ在籍インストラクターを経て、念願のご自身のスタジオ「ピラティススタジオ Village」をスタートさせた上川里美さん。
スタジオを運営するうえで、今までの経験の中で感じたこと、スタジオをオープンさせるまでの道のりなどをお話しくださいました。
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【ZONE】
お忙しい中、インタビューへのご協力ありがとうございます。
【上川さん】
いえいえ、今日はちょうどセッションが全部終了したので~。
よろしくお願いします。
【ZONE】
早速ですが、上川さんの経歴を教えてください。
【上川さん】
高校の時に部活でバレーボールをしていて、膝の怪我をしたことがきっかけで柔道整復師を目指すことになります。
大学の時に長野から京都へ出てきて、資格取得後に整骨院で2~3年勤務をしていました。
職場の環境はいい人が多くてよかったんですけど、マッサージメインの施術だったので、スキルアップのために勉強したいな~、という気持ちが出てきました。
勉強するなら何かな~って調べていたときに「ピラティス」が出てきて、勉強できるコースをやっているところを探しました。
一番こだわったのは「リハビリに活用できるメソッド」であること。
いろんな団体を調べる中で、「リハビリにいいよ」って言われたメソッド2つまで絞りました。
ストットピラティスSTOTT PILATES®に決めたのは、リハビリテーションのコースがあったのと、ビーキューブ®でピラティスの体験を担当された先生がとても良かったから。
体験後に、するするっとコースを申し込むことになりました。
【ZONE】
ストットピラティスSTOTT PILATES®を体験して、どんなことを感じましたか?
【上川さん】
ちょっとしかピラティスの経験はなかったんですが、体験の中で先生がおっしゃったことが、理にかなっているというか、自分の中でしっくりきたんです。
「あ~、これって身体のためになるな~」って。
【ZONE】
上川さんは、そのままFull認定まで取得されたわけですが、治療の現場でなく、ピラティスインストラクターへの道を選択されたのはなぜですか?
【上川さん】
最初はマットコースだけの受講でいいと思っていました、整骨院のベットの上でできるピラティスを想定していたので。
でも、コースを受講していくごとに、奥が深いし、楽しいし、そしてなにより「ピラティスだけでも身体がよくなっていくんだな」って実感したんです。
あとはご縁があってビーキューブ®で働くことになって、そこでインストラクターとしての経験もたくさん積むことができました。


【ZONE】
ビーキューブ®のインストラクターから、自分でスタジオをやろうと思ったきっかけは何だったんですか?
【上川さん】
実は、自分の計画ではゆくゆくは~くらいの感じで、明確な時期なんかは決めていなかったんですが、思ったより早くスタジオをオープンすることになりました。
きっかけですか・・・、結婚して家庭と仕事を両立するためには、住んでいるところの近くで、家族のサポートが出来て、バランスが取れることを考えるようになりました。
旦那さんが物件を見るのが好きで、たまたま駅近くで古いけれど安くてレッスンするのに手ごろなところを見つけてくれたんです。
「これ、あるよ!」って言われて見に行ったら、ちょうどいいところだったんで、「これも何かのめぐり合わせかな」って思って。
【ZONE】
お話聞いていると、コース受講はセッションでの体験が、インストラクターのキャリアはビーキューブ®での仕事が、そしてスタジオオープンはいい物件と出会って・・・、上川さんが自分で切り開く、というよりは節目に良いきっかけ、出会いが必ずあるようですね。
【上川さん】
ほんと、考えてみるとそうなんですよね。
大阪・高槻市にある上川さんのスタジオ「ピラティススタジオ Village」。
お客さまの“こうなりたい”という想いに寄り添うことを大切にし、ピラティスを通じて、お客様が“なりたい自分・ありたい自分”を持ち続けられるようにサポ―トすることを信念にされています。
スタジオセッションはもちろん、ホームワーク動画も配信していて、おウチ時間が増えた今のニーズにも対応しています。


【ZONE】
上川さんのスタジオは、どんな方をターゲットとされているんですか?
【上川さん】
女性専用にはしていますがリハビリに特化しないで、いろんな方がピラティスに来ていただけるようにしています。
自分の色を探し切れていないのかもしれませんが、逆にそれを出さないことで、いろんな方に来ていただきたいな、という雰囲気になっているのかもしれないです。
実際、年齢層も幅広く20代から70代の方、主には40代~50代の方が来てくださっています。
大小さまざまなピラティススタジオが多い大阪市内と違い、高槻という所はピラティススタジオの数は少ないけれど、ピラティスを知っている方が多いようで、ありがたいことに集客には今のとこと困っていないです。
【ZONE】
セッション内容はプライベートですか?
【上川さん】
そうです。器具はV2maxリフォーマーとスタビリティチェアのみで行っています。
【ZONE】
スタジオを始めて、どんなところにやりがいを感じていますか?
【上川さん】
そうですね、今まではスタジオに雇われる形でインストラクターをしていましたが、自分のスタジオとなると、一から十まですべて自分でお客様のやりとりすることになります。
お客様と密なコミュニケーションが取れるところは、セッションにも情報を活かすことができますし、より責任感を感じています。
そして、お客様からダイレクトに喜んでいただいていることが伝わってきます。
【ZONE】
具体的にお客様とのエピソードって教えてもらえますか?
【上川さん】
ピラティスをされているお客様の中に、身体の反応が早い人がいらっしゃいます。
あるお客様は「昔はお腹にあったほくろが、年を取ったらお尻の方に移動したのに、ピラティスしたら、お腹にもどってきた。」というお話をされた方がいらっしゃいます。
【ZONE】
え?! そんなことってあるんですね!
【上川さん】
あとはママさんバレーをされている60代の方からは「肩の可動域が広くなって、スパイクが打ちやすくなった!」と喜んでいただいたこともあります。
【ZONE】
上川さんの高校のバレーボールでの経験も活きているのでは?
【上川さん】
そうかもしれないですね。
【ZONE】
逆に、大変だったこと、苦労したことってありますか?
【上川さん】
これは、スタジオを始める前の準備の時が一番苦労しました。
ストットピラティスSTOTT PILATES®の器具を購入するために、Merrithew本部の英語のホームページから注文はハードルが高かったです。
旦那さんの友達で英語が出来る人に通訳を頼んで注文したんですが・・・、伝えた品番が違ったみたいで、V2maxリフォーマーのリフォーマー部分しか来なかったんですよ。
到着した荷物の中に、タワーの部分が探しても探しても入っていなくて、あれ~??ってなって、注文した内容を確認したら、リフォーマーだけの番号で注文しちゃってたんです。
タワー部分だけを再度注文して、送料もかかって・・・。
到着するまでは、リフォーマーだけの環境で数カ月間セッションをすることになってしまいました。
これから器具を購入しようと思っている皆さんには、注文する商品の番号は、必ず写真や記載内容も必ず何回も確認することをお勧めします!
【ZONE】
すべての器具が教えられる上川さんにとっては、リフォーマーだけはつらかったんじゃないですか?
【上川さん】
そうなんです!
「タワーの部分があれば、こんなエクササイズもできるのに!」とか思うこともたくさんありましたね。

【ZONE】
それでは、上川さんの今後の目標、教えてください。
【上川さん】
今のスタジオを拡大しよう!大きくしよう!とは思っていなくて、今のお客様とのご縁を大事にしたい、というのが一番にあります。
もちろん家族との時間もバランスとりながら、今の仕事を続けていければと思っています。
あとは、少しづつ器具も増やしていきたいかな・・・。
今はラダーバレルがあったらいいのにな、と思う場面があるので、ラダーバレルが欲しいですね。
【ZONE】
少しずつ器具やプロップを増やしていくことで、上川さんの今までのキャリアとこれからの学びがリンクして、お客様によりストットピラティスSTOTT PILATES®をプライベートセッションで楽しんでいただけるスタジオになっていきそうですよね。
【上川さん】
あとは、スタジオ在籍のインストラクターの時の環境と、今の自分の環境の違いも、うまく経験として活かしていきたいと思っています。
ビーキューブ®というストットピラティスSTOTT PILATES®専門のスタジオで働き出したときは、まだまだレッスンもうまくできないし、たくさん在籍しているインストラクターの中からお客様に私を選んでいただくというのが、本当に大変なことなんだな、といつも思いながら働いていました。
お客様を引き継いだ時に、私ではなくてほかの先生を希望されたこともあったり、悔しい思いもたくさんありました。
でも、いま思えば、多彩なインストラクターが働いている環境というのは、ぜいたくで大事な経験ができていたんだな、ということを感じます。
インストラクター同士で情報を共有したり、良い教え方をする人のまねをしたり、自分のレッスンを見直す機会を常に意識できるのは、ビーキューブ®で働いたから得られた私の基盤にもなっています。
今のスタジオで「今日の体験がうまくいかなかった・・・」という時も、あの時のことを思い出して初心に帰ることができます。
【ZONE】
ビーキューブ®でのインストラクターの経験も、今の上川さんの活動を支えているんですね。
今日は、いいお話、ありがとうございました。
スタジオのワークショップにお越しいただいたときに、ぜひ上川さんの今のスタジオの様子、また詳しく教えてください!
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+ ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。 お楽しみに! +:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-:-+:-:-+:- ※卒業生の皆様にお願いします※ ZONE アカデミーは、2021年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。 そして、ZONE アカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。 こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。 ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。 ※インストラクター スタジオ&活動状況 登録フォーム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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