top of page

【Instructor Spotlight】千葉県 橋本由恵さん

更新日:2023年9月1日

ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!


今回は、2017年にストットピラティスSTOTT PILATES®Full認定取得され、関東中心にピラティスインストラクターとして活動をされている橋本由恵さん

多くのクライアントにストットピラティスSTOTT PILATES®を伝える仕事のやりがいや想いをお聞きしました。


+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+


【ZONE】

今日はお忙しい中、ワークショップ受講のために大阪にお越しくださって、ありがとうございます。

インタビュー、よろしくお願いします。


【橋本さん】

はい、ありがとうございます。


【ZONE】

早速ですが、橋本さんの経歴を教えてください。


【橋本さん】

最初はエアロビクスインストラクターとして、岐阜市の施設やスポーツクラブで活動をスタート、エアロビクス以外にも、産婦人科のマタニティビクスやマタニティヨガも担当していました。


【ZONE】

いろいろな活動の場があって、ピラティスを勉強しようと思ったきっかけは何だったんですか。


【橋本さん】

ちょうどその頃は、エアロビクスも踊るようなコリオ、振り付けを覚えてその通りに教える、という指導方法がブームになっている時でした。

身体にとってどういう効果が出るか、よいうより、難しい振り付けや動きができることが目的となってしまっていて、ちょっと違うな~と思いながら指導をしていました。


内容にも疑問がある中で、レッスンで難しい動きを繰り返すうちに、いつしか自分自身の身体も悲鳴を上げるようになっていきました。

自分自身もお客様へも身体のためになるもの、それを指導できる内容は何かな、と探すようになり、その中でピラティスを見つけました。


最初はマットベースの他団体の資格を勉強しましたが、そこで学んだのはエクササイズを振り付けのように提供するものだったので、これは違ったな~って思いました。


インストラクターという仕事をしているわけですから、身体の解剖学的な知識は基礎としてあったので、もっとそういうものをベースにしたものを探していくと、ピラティスにもいろいろな団体があることがわかりました。


その頃の東京では、様々なメソッドの養成コースが開催されていました。

そして、ストットピラティスSTOTT PILATES®を含め、ピラティスもメソッドが様々にあることを知り、全部体験して私が選んだのがストットピラティスSTOTT PILATES®でした。

【ZONE】

いろいろなピラティスの体験をした中で、ストットピラティスSTOTT PILATES®を選んだ決め手は何だったんですか。


【橋本さん】

ストットピラティスSTOTT PILATES®のセッションを受けて、自分の身体にしっくりきたんです。

キューイングに合わせて身体を動かすことで、スッと自分の身体に入ってきた感覚、「身体が整った!」そんな実感がありました。


【ZONE】

ストットピラティスSTOTT PILATES®のインストラクター養成コース受講のために、大阪に通うことになって、実際いかがでしたか?


【橋本さん】

はっきり言って大変でした。

仕事もあるし、コースの勉強もあるし、練習しないといけないし。


特にコースの課題の指導練習は、協力してくれる相手を探すのに苦労しました。

同僚のインストラクターたちはみんな忙しいし、家族はイヤって言うし・・・、お客様にもお願いしたりしながらやっていきましたね。


【ZONE】

橋本さんが初中級マット(IMP)コース受講が2011年8月、器具のコースも受講をスタートして、2016年10月にすべてのコースを受講後、2017年5月にFull認定の試験を受験、合格されていますよね。

ピラティスの器具がまだそこまで普及していない時期だったとは思うんですが、器具まで勉強しようと思ったのは、どんな想いからだったんですか?


【橋本さん】

私の中にあった「好奇心」です。

ストットピラティスSTOTT PILATES®では、マットエクササイズでもいろいろなものを勉強できますが、器具受講を決めたのは「ピラティスを極めたい」という知りたい気持ちが私をあと押ししてくれたから。

単純にストットピラティスSTOTT PILATES®が面白くなってきた、というのもあるんですけど。

【ZONE】

現在、橋本さんはどんな活動をされているんですか?


【橋本さん】

ピラティスインストラクターとしても、いろいろなスタジオでプライベートやグループクラスを教えたりしています。


あ、今、ひとつ面白いところで活動しています。

柏市のフィットネス事業の一環として「ロコモフィットかしわ」で高齢者の方のための運動指導をしていたんですが、事業終了後もサークル活動としてグループクラスを月2回、数か所で担当しているんです。


最初は高齢の方に運動を教えるってハードル高いかな、とも思っていたんですが、ピラティスを通じて、いい意味での身体の力の抜き方、呼吸や背骨の伸びた感じを伝えることで、身体が楽になった、と言っていただけています。


どうしても年を重ねていくと前かがみになる姿勢になっていきますが、ハーフロールバックを背骨のために伸ばす意識をしてもらう、といった指導の工夫もしています。


最高齢の方は90歳、5年経っていますが参加者の方たちが月2回のクラスを楽しみにしてくださっています。

「先生、こんな動きしたことないよ~、できないよ~」なんておっしゃる方もいるんですが、「イヤ、前もやってるよ~」って思ってるんですけど、参加者と冗談なんかも言いながら和気あいあいとやっています。


【橋本さん】

私が所属しているスタジオのひとつ、Yukoさんと今回のインタビューのことも含めて、今のピラティスの現状を話したんですよ。


【ZONE】

西丸裕子さんですね。以前にこのインタビューもご協力いただきました。


【橋本さん】

東京って、今、空前のピラティスブームが来ているんです。

スタジオの出店も、大手、個人含め、とにかく多いんですよ。

でも、今のピラティスのイメージって、きらびやかではあるけれど、その本質というか、ピラティスエクササイズで得られる身体の使い方や効果、というところまで、皆さんにお伝えできるインストラクターってどれくらいいるんだろう、って話になったんです。


イメージ先行で口がうまい、っていったら怒られるかもしれませんが、今のピラティスブームの一面だけでお客様にピラティスを判断されたくないな、って思ってるんです。


【ZONE】

確かに。ここ数年でピラティスの認知度はあがった実感はありますね。

でも、美容目的で、女優さんがやってるから、みたいなイメージからピラティスをスタートしてしまって、なんとなく身体を動かして「あ~、こんなもんなんだ~」って思ってほしくないな、って私も思います。


【橋本さん】

解剖学や身体のことを知っているからこそ、「あのままやると危ないな~」ということにも気づけます。

「何のためにこのエクササイズをしていて、どういう筋肉にアプローチしているから、こんな効果がある」ことを知ってもらうことで、お客様自身の身体に意識をしていけるし、ピラティスエクササイズの魅力をもっと知ってもらえる。


そのためにも、地道に勉強をして、もっとピラティスから身体のことを伝えられるように突き詰めていく必要があると思います。


華やかなイメージだけを売りにしたインストラクターに人気が出て、収入面でも差が出るのは悔しいじゃないですか。

ピラティスインストラクターとして仕事をしている限りは、正しい身体のための情報を伝えることは妥協せず追及していきたいと思っているんです。


【ZONE】

最後に橋本さんの今後の展望、教えてください。


【橋本さん】

ピラティスを通じて、お客様と長い関係を築いていきたいと思っています。

ストットピラティスSTOTT PILATES®は、お客様の今のお身体に合わせてエクササイズを選んでいくので、その方と共にピラティスで長いお付き合いができます。

そういったところからの人のご縁を大事にしたいと思います。


あとは、高齢化社会のためにロコモフィット事業にもっと関わっていきたいです。

年を取っていく中で、今後ロコモはまずます必要になってくる分野です。

今担当しているお客様たちとの関わりも大事ですが、高齢の方が今後ますます増えてくる現状をどうしたらいいのか、真剣に考えないといけない時期にきていると思います。


介護の現場と運動の現場の橋渡しができるのが、今の私の活動の一つでもあるので、それに賛同して一緒に広めてくれる人が増えたら・・・、だからこういう活動に興味のある仲間を募集中です。

あとは、ピラティスブームが落ち着いた後のことも考えながら、私がピラティスインストラクターとして仕事をし続けられるために、興味があることはどんどん勉強しています。


例えばSNS。なんかこう苦手意識がでてしまうんですけど、それじゃいけないと思って、パソコン教室に通っているんです。


私の活動をいろんな人に知ってもらえるように情報を配信していけたらと思って、少しづずつ勉強しています。


今年の初めにロコモ事業の繋がりで、柏市の起業塾にも参加しました。

ゆくゆくは自分のスタジオを持ちたいとも思っているので、そういうことの準備も視野にいれながらやってます。


流行しているピラティスだけのイメージだけで「ピラティスって思ってたのと違うね、ダメじゃん」ってなってほしくないので、本当の意味でのピラティスを知ってほしいですね。


【ZONE】

興味のあることにとことん突き詰めていく橋本さんの姿勢、パワーはすごいですね!

これからの社会を見据えた中で、ピラティスを中心とした橋本さん活動、応援しています!


+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+


ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。


お楽しみに!


+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-:-+:-:-+:-


※卒業生の皆様にお願いします※


ZONE アカデミーは、2021年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。


そして、ZONE アカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。


こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。


ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


Kommentarer


bottom of page