ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!
今回は、2020年にSTOTT PILATES®Mat Level 1&2の認定試験を合格、上級マットインストラクターとしてグループ、プライベートセッションを担当している石井佑果さん。
コース受講のきっかけ、STOTT PILATES®の勉強について、そしてこれからの展望を語っていただきました。
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【ZONE】
インタビューへのご協力、ありがとうございます。
早速ですが、石井さんの経歴を教えてください。
【石井さん】
よろしくお願いします。
美容専門学校に通って美容師の資格を取得、31歳までは美容師1本で仕事をしていました。
30歳の頃に女性だったら”あるある”の気持ちだとは思うんですが、自分の人生を見直して、これから歩んでいく道、結婚や出産、仕事どうしていこうかな、みたいなことを悩み、考えるようになっていました。
ちょうど美容院で担当していたお客様が西村太一先生で、西村さんがピラティススタジオを開業すると聞いてそれがキッカケではじめました。
ピラティスは他のお客様からも情報を聞いて興味があったので、西村先生のスタジオに行くことにしました。通っていく中で、先生から「ピラティスインストラクターやってみたら?」っておすすめしていただいて。
美容師の仕事で元々あった腰のヘルニア、腰痛持ちの症状が出ていたので、美容師の仕事も体力的にもしんどいな、と思い始めていた時だったので、仕事を辞める2年前くらいに、大阪のZONE(ビーキューブ®)の養成コースに通うようになりました。
その時は愛知に住んでいたので、資格取得後、美容師の仕事を辞めて、他の事務仕事のパートと並行してピラティスインストラクターとして1年活動しました。
その後、結婚して長野へ引っ越し、1年半はピラティスインストラクターともう一つ違う仕事をしていたんですが、去年の年末あたりから、美容師とピラティスインストラクターをしています。
【ZONE】
愛知から大阪へコースを通うって、ハードルが高く感じるんじゃないかな、って思うのですが、その点はどうでしたか?
【石井さん】
いろいろなピラティスのコースもあるようですが、私はbody design labの西村先生と、もう一人いらっしゃる知永子先生がどちらもSTOTT PILATES®の先生だったから、自分がしているピラティスで、と思ってコースを選びました。
2人とも丁寧に身体のこと、ピラティスのことを教えてくれるので、大阪へのコース受講は全然抵抗なく決めました。
ただ、コース受講している時期がコロナ真っ只中だったこともあって、自律神経の乱れから滞在中にパニック症状が出てしまって。
そこは大変でしたけど、小田原さんからも同じようにパニックの症状が出たことを話してくれたり、寄り添ってもらえたので、そこは安心したというか。
【ZONE】
確かに、あの頃はコロナがどんなウイルスかわかっていなかったので、日常生活でも気を遣う場面がたくさんありましたよね。
石井さんがおっしゃっていたことも、私なりにわかる気持ちでもあったので、サポートできたのはよかったです。
コースを受講して、思い出、印象に残っていることって何かありますか?
【石井さん】
私が受けていた西村先生、知永子先生と違う教え方に出会ったことでしょうか。
Wataru先生やAkatsuka先生のコースでの教え方に触れたことで、STOTT PILATES®のまた違った魅力を感じられたというか。
地域性もあるのかもしれないですけど、関西の人は面白いな、って思う場面がいっぱいありました。
キューイングのバリエーションとかも、ちょっとクスッとなるような、力が抜けるような場面があったり、テンポも違うな〜って。
資格取得後のワークショップ受講も、違うスタジオ主催のものにも参加したことがあるんですが、ZONE(ビーキューブ®)のワークショップが2時間もあっという間、教える側のユーモアも感じるしやっぱり面白いな、って思ったんです。
【ZONE】
それでは、現在の石井さんの活動を詳しく教えてください。
【石井さん】
マットベースでのセッションをプライベート、グループともにやっています。
まだまだ経験が浅いので、 未熟ではあるのかもしれないですが、生徒さんが何を求めているのか、ピラティスへの興味の深さ、お身体の特徴も違うので、インストラクターとしてどう接したらいいか、難しいなとも思うし、楽しいなとも思っています。
【ZONE】
石井さんが感じているマットピラティスの魅力って何ですか?
【石井さん】
そうですね、マットはお客様自身の身体、自重で行うところでしょうか。大型の器具がなくてもマットとプロップがあれば手軽に行えますし。
リフォーマーなどがあるほうが、お客様には器具からの反応もあってわかりやすいという点もありますが、日常生活は自分自身の身体で、何も使わずに歩いたり、仕事をしたりするので、マットの環境はそういったところ、自重を意識した動きを習得できるのがいいところだと思っています。
【ZONE】
石井さんがインストラクターとして活動する中で、印象に残っていることありますか?
【石井さん】
私と同世代で、仕事がとてもハードな毎日を過ごしている方がいて、パニック症状や摂食障害といった症状を訴えられていました。
心と身体のバランスが乱れているからかな、と、私自身が経験した状況も思い出して、「私もそうだったよ」って、その方に寄り添うことができたことで、その方からは「ピラティスをすることで心が落ち着くようになった」と言ってもらえました。
同じ年代だったから、余計に自分と重なるところがあったんだと思います。
【ZONE】
ピラティスって、自分の身体の動きに集中したり、身体のメンテナンスとしても、いい時間だな、って思います。石井さんとのピラティスセッションが自分の身体と向き合う、その方にとってもかけがえのない時間になっているんですね。
今、石井さんは長野県にお住まいとのことですが、長野のピラティス事情ってどんな感じですか?
【石井さん】
ピラティスできるところは増えてきています、でもまだまだかな〜。ピラティスって聞いてどんなことするのか、何をしているのかわからないって方も多いかもしれないです。
ピラティス専用のスタジオも少ないですし。
【ZONE】
その中で石井さんの今後の展望、教えてください。
【石井さん】
自分のお店を持ちたい、っていうのはあります。2〜3年後くらいには、ピラティスと美容室を一緒にしたお店を、と考えています。意外と一緒にしてみても面白いかなって。
人って髪型が変わったことで内面も変わるんです。ピラティスも自分を変えることができるものになると思っています。
私のお店で、全てにおいて自分を大切に過ごしてほしいなって思います。
【ZONE】
いろいろな方をインタビューしていて、エステとピラティスという組み合わせはお聞きしたことがありますが、美容室とピラティスは初めてかも。
美容師も資格があればずっと仕事ができますが、ピラティスインストラクターもそのスキルを学べば手に職を、という意味では立派な技術ですよね。
石井さんの培った経験があればこそできるお店ですね。
【石井さん】
まずはマットができる環境を、と思っていますが、いずれはリフォーマーも導入できればいいな、と思っています。
ヨガもマット1枚で気軽にできるエクササイズとして、世の中に浸透しています。
ピラティスも年齢問わず、いろんな人がもっと身近にできるものとして広まってほしいですね。
【ZONE】
最後にコース受講を検討されている方にアドバイスをお願いします。
【石井さん】
とにかく楽しいから、コースの勉強もピラティスも楽しんでほしいです。
コース受講した仲間とは今も連絡を取り続けている人もいるし、ワークショップでお見かけするインストラクターの先生とも、会場で姿を見るたびに仲良くなったりもしています。
自分自分の世界が広がることも魅力だと思っています。
【ZONE】
石井さんのお店ができたら教えてください、紹介します!今日はありがとうございました。
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ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。
お楽しみに!
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