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【Instructor Spotlight】福岡県 浦梢さん

ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!


今回は、アパレルの仕事からSTOTT PILATES®インストラクターに転身された福岡県浦梢さん ピラティスインストラクターを目指そうと思ったきっかけ、コース受講の思い出、現在の活動などをお話しいただきました。

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【ZONE】 今日はインタビューのお時間を取っていただきありがとうございます。 よろしくお願いします。 まずは浦さんの経歴から教えてください。 【浦さん】 高校生の頃から洋服に興味があって、アパレル関係のアルバイトをして、そのまま洋服の販売の仕事をするようになりました。 途中、美容や健康食品の仕事なんかもしましたが、基本的には接客の仕事が長かったです。 基本姿勢が立ち仕事だったこともあり、肩こり、腰痛といった症状に悩まされる生活を送っていました。母も同じような不調を訴えていたこともあり、「私も母と似ていてそんな体質なのかな?」なんて思っていたので、母のように整骨院に通って治療を受けていたんです。 30歳を過ぎたあたりから、よくぎっくり腰になるようになって、整骨院に通う頻度も増えてしまいました。 治療を受けた時は症状が治ったように感じるんですけど、また不調を感じる、その繰り返しで・・・。酷い時は強い鎮痛剤の座薬を使って仕事に行ってました。 ある日、整骨院の先生から「筋力をつけないといけないよ」ってアドバイスされて、びっくりしたんです。 実はずっと子供の頃から身体が弱くて運動が苦手で。。身体を動かしてこなかったので知識もなくて。身体の不調が運動不足による筋力低下で起こっているとは思っていなくて。そんなことを考えたこともなかったから、「え〜!!」ってなったんですよ。 【ZONE】 それはちょっとショックな事実ですね・・・。 【浦さん】 そんな時に、母がピラティスをやりだしてから身体の不調が改善された、って話していたのを機に、ちょうど2013年ごろだったかな、私もピラティスをやるようになったんです。 やっていたのはマットピラティスだったんですけど、そうしたら3ヶ月で今までの身体の症状がピタッとなくなったんです。もうびっくりして・・・。「これはすごい!!」と、ピラティスに興味を持つようになったんです。

「人を綺麗にしたい、笑顔でいてほしい」という想いがあってそれまでの仕事もしてきましたが、運動に苦手意識のある私でもピラティスできたよ!不調が改善されたよ!ってお伝えできるし、インストラクターになって素敵な身体になるお手伝いができたらな、と思い養成コース受講を決意しました。

マットピラティスの先生や、スタジオBreathingのYoko先生にも相談したりして、STOTT PILATES®を勉強しようと、大阪のビーキューブ®・ZONEの説明会に2014年だったかな、参加しました。

【ZONE】

浦さんは、ZONE主催の福岡で開催された初中級リフォーマー(IR)コースからの受講でしたよね。


【浦さん】

そうなんです。

もともと、大阪まで説明会を聞きに行ったくらいなので、初中級マット(IMP)コースを大阪で受講する気持ちも固まっていたんですが、Yoko先生から「福岡でリフォーマーのコースがあるけど、チャレンジしてみませんか?」とお誘いを受けて。

せっかく近くのスタジオでWataru先生やAkatsuka先生のコースが受講できるなら、と思って初中級リフォーマー(IR)コースから受講することに決めました。

【ZONE】

コースを受講してみて、いかがでしたか?


【浦さん】

もう〜、めちゃくちゃ大変でした〜。途中で何度後悔したか。。。

インストラクターとしての経験もないし、指導歴もないし。

リフォーマーで身体を動かした経験もまだまだ不足しているし、エクササイズも知らないものが多く、リフォーマーの良さを自分で掴みきれていない中でのコース受講だったので、ついていくのが本当に大変でした。


【ZONE】

最近、ピラティスもブームとなっていて、リフォーマーをしたことある方が増えてきたこともあるのか、養成コースも「リフォーマーのコースから受講したい」っていうお話しをされる方がいらっしゃるのですが。


【浦さん】

いえいえ、マットというベースがあるからこそのリフォーマーだと思います。私はたまたま開催場所を優先させてリフォーマーからになりましたが、絶対大変です。正直頭に入りませんでした。


STOTT PILATES®には生体力学的原則っていう考え方があって、それをベースにピラティスエクササイズのマット、そしてリフォーマーなどの器具があるわけなので、しっかりした理論がわかって受講した方が絶対にいいと思います。マットを受講してからは、するするとリフォーマーのエクササイズも頭にはいってきたので。


【ZONE】

コースでは大変だった、というお話しですが、何か印象に残っているエピソードとかありますか?


【浦さん】

私の受講したコースのメンバーは、ほとんど何かのインストラクターをされていて、マットグループを教えている方たちだったんです。

コース中に指導をする時間があるんですが、自分は全然うまく喋れなくて。私がしてきた仕事の接客スキルとは違って、インストラクターではよくある「カウントをとる」ということができなくて、泣いてしまいそうになることがたくさんありました。


【ZONE】

あれは難しそうだな、とそばで見ていても思いますね。

数を数えながら、必要な説明をして、あれ何回だったっけ?ってなっちゃうと思います。


【浦さん】

そうそう、そうなんです。

「息を吸って」の後の「足を伸ばして」が出てこない。言わなきゃ、あれだよ、ってここまでわかっているのに。


でもコースの仲間がみんな優しく見守ってくれたり、Watatu先生やAkatsuka先生も全然怒ったりしないし。義務教育じゃないから、怒られるってことはないのかもしれないですが、欠点を指摘するような、バツをつけるような指導ではなくて、これからインストラクターとして仕事をする中で困らないように、っていうアドバイスなんですよね。


あと、初中級リフォーマー(IR)コース→初中級マット(IMP)コース→Mat & Reformer Level1の試験だったので、みんなと違う順序での認定試験だったので、これも大変でした。

試験は実技と筆記があるんですけど、筆記試験に過去問がないって聞いた時に「え〜!どうやって勉強するの??」って思いました。


試験が近づくにつれて、情報量も膨大だし、どんどん不安になるんですよ。でもコースで一緒だった仲間が悩みを一緒に共有して励ましてくれる、心強い大きな存在でした。


Yoko先生やほかの先生にも不安なことを話すと聞いてくださって、助言して励ましてくださって「みんなが応援してくれているんだ!」っていう気持ちになれたから、最後まで頑張れました。


試験を受けた時に思ったことが、「コースで教えられたことをキチンとしているかどうかを見られているんだな。」ということ。不合格にしよう、落とそうっていう試験じゃないんだな、って思いました。


今はキャデラックのコースを受講したいな〜っていう目標があります。

勉強することで、できることが増えていくのは、自分のためにもなるし、お客様のためにもなるな、って思っています。


【ZONE】

今現在、浦さんはSTOTT PILATES®インストラクターとしてお仕事されているわけですが、いかがですか?


【浦さん】

楽しい、とにかく楽しいですよ!


今は初中級リフォーマー(IR)コースで同期だったMiyuki先生のスタジオ・ピラティススタジオ「晴れるや」でマシンを使ったプライベートセッションをメインで教えています。


コースで一緒だったメンバーとは、なかなか連絡が取れていないから、ここで2人で頑張っているよ〜!って知ってほしいですね。


あとは、スポーツクラブでマットグループを担当したり、知り合いの方のところへマットプライベートの出張セッションをしています。



【ZONE】

どんなお客様がいらっしゃっているんですか?


【浦さん】

私が担当しているお客様は、ボディメイクを希望される方が多いんですが「腰痛が改善された!ピラティスすごい!」とおっしゃっていただいたりしています。

綺麗になりたい、不調を改善したい、肩が痛むといった生活に制限が出てしまっている方に、動ける身体になることで新たな人生の選択肢が増えることをお伝えできたら、、そんな気持ちでセッションしています。


あと、プライベートを担当して感じていることなんですが、女性って側湾症の方が多いように思います。

あるお客様で側湾症だったのが、3ヶ月毎週ピラティスをすることで、次のレントゲン撮影の時に症状が改善されていて、担当の医師から「どうしたの?」って言われた、っておっしゃっていただいて。ピラティスで正しく身体を動かすっていいものなんだな、って実感しました。


私がピラティスに出会って身体がよくなったことを、お客様にも体験をしていただけて、「ピラティスに出会えてよかった」っていう経験を共有できてとても嬉しいです。


Miyuki先生が思うピラティススタジオ「晴れるや」のコンセプトでもある「身体も心も晴れやかに!」ってとても素敵だと思うんです。

美容と健康に携われるSTOTT PILATES®インストラクターとして、「Kozue先生に担当してもらえて、ピラティスに出会えてよかった」そう思っていただけたらと頑張っています。



【ZONE】 今はインストラクターのお仕事だけ? 【浦さん】 はい、インストラクター1本で仕事しています。 【ZONE】 コース受講を検討している方もブログを読んでくださっています。 ぜひ、浦さんからアドバイスをお願いします。 【浦さん】 ピラティスインストラクターになるための勉強って色々あると思います。 それこそ、マシンを導入したスポーツクラブが、リフォーマーを教えられるインストラクターにする研修が3日間で「はい、デビュー!」なんて話も聞きます。 STOTT PILATES®のインストラクターの養成コースを受けた身としては、そんなに短期間の勉強だけでお客様の身体に結果を出せるほど甘くないと思います。 教えていく中で、「え〜、なんで?」とか「怖い〜」ということにたくさん出会うことになるかもしれないです。 私の知り合いのインストラクターの先生が、10年前くらいに相談した時におっしゃっていたことなんですが、「運動指導にもヨガやZumba、色々なコンテンツがあってそれぞれの良さはあると思う。でも、ピラティスのインストラクターになりたいと思うなら、基礎となる姿勢分析や解剖学がしっかりしているものを勉強しないと、教えていく中でいずれは行き詰まってしまうとおもう。」って。

私は、今でもやっぱりSTOTT PILATES®を選んでよかったって思っています。

コースの時は泣くほど大変だったんですが、その苦労が後になって報われている、そう思います。

勉強が不十分で、また別の何かを学び直さないといけないって、あとあと結構大変ですよ。


あとは、自分の悩んでいることや不安は、誰かに聞いてもらうことをおすすめします!

コース受講前は内容についていけるのか、受講中は試験にちゃんと合格できるのか、資格を取ったら仕事はあるのか・・・。めちゃくちゃいっぱい悩んで不安になることがあるとおもいます。


でも、「ピラティスインストラクターになりたい!」って思ったきっかけを作ってくれた先生が絶対にいると思います。

その先生に相談して、インストラクターの先輩としてのアドバイスをもらってみてください。

STOTT PILATES®の場合は、ビーキューブ®・ZONEもフレンドリーですし。不安なこと、悩んでいることは言葉にして吐き出してみる、そうしたら自分の周りのみんなが絶対親身になってくれます。


コースの仲間、先生・・・、ほんとにみんなが支えてくれます。これは声を大にして伝えたいことですね。


【ZONE】

インストラクターの仕事は、多くのお客様を健康に導く仕事だと思います。

浦さんを支えてくれたご家族、仲間、先生たちの存在が、浦さんのピラティスインストラクターのキャリアにつながっているんですね。

これからもますますのご活躍、楽しみにしています!


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ZONE アカデミーで学び、その知識と経験を活かして活躍されている方が世界各国、日本各地にいらっしゃいます! 今後も卒業生の活動報告をZONEブログで紹介していきます。


 お楽しみに!


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※卒業生の皆様にお願いします※   


ZONE アカデミーは、2021年現在約2, 500名以上のインストラクターを輩出し続け、 全国からたくさんの方にお越しいただいております。


そして、ZONE アカデミー卒業生のスタジオを全国よりお問い合わせいただいております。


こういったお声を沢山いただいていることを受けて、ZONEアカデミーで学んだ方々のスタジオ情報等を、ご紹介させていただくための登録フォームを作成しました。


ご自身のスタジオや、活動情報をぜひお知らせください。



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