「ピラティスして痩せますか?」との問いに「〇〇の質はどうですか?」逆質問が大切な理由

2022/5/1


こんにちは、Wataruです。


先日、実に爽快な目覚めを迎えて調子良く過ごした日がありました。その前日には、変な汗をかくほどの悪夢で目覚めたので、余計にそう感じたんだと思います…。


いい目覚め?って、そんなものですよね!!

よく考えれば、その後の身体状態やエネルギー動作や姿勢にみることができて、それが実感できたことで、今朝の目覚めを「良い目覚め」と表現するのだろうと思います。

目覚め = 睡眠 = 身体状態の質 と考えることができます。

1日の平均睡眠時間を8時間だと仮定した場合、人間は人生の3分の1を睡眠に費やすことになります。90歳まで生きれば、人生の30年分は眠っているという計算になります。

よく耳にする話ですよね!! ベットやマットを購入した時にベットに横になりながらお店の人からも聞いたことを思い出しました。


「あなたの睡眠の質はどうですか?」


食べる量を減らすために、もっと眠る…?

減量を苦しく、難しいものにしたいという人はあまりいませんよね。でも体重はいとも簡単に増えてしまうのも事実です。 

まさに、無意識にそれを自分の身体にしていることになるのが、十分な睡眠がとれていない時なんです。

事例:2019年41件の研究のメタアナリシスでは、大幅な閉眼制限した場合(一晩4〜5時間の睡眠)では、平均して1日あたり250カロリー余分に余分に摂取したと計算されました。

一方で朗報として、それを好転させることがいかに「簡単」であるかを示した米国シカゴ大学の最近の研究があります。

一晩に6.5時間未満の睡眠しか取れなかった40人を対象に個別の睡眠指導を行った場合に、どんなことが起こるかを調査したものです。

結果は目を見張るものがあります。

その後2週間(同研究期間)一晩あたりの平均睡眠時間が1.2時間増加 した

睡眠時間が1時間増えるごとに、 1日あたりの消費カロリーが162カロリー少なくなった


被験者は少し余計に寝るだけで、食事から摂取するカロリーを、1週間あたり1,000カロリー以上を削減できたことになり、 意図的な 食事の変更や制限を必要としないので、驚きです。

きっとスゴい睡眠指導だったに違いない…?

各人は、研究開始時にガイダンス(1時間)を受け、7日後に簡単な確認を受けただけです。

ガイダンスの項目も参考になります。

□ 推奨される睡眠と覚醒のスケジュール

□ 就寝時のルーチン

□ 睡眠環境(寝室の騒音、光、室温)

□ スクリーンタイム

□ 運動やカフェインなどの生理学的要因に関するアドバイス

それダケでおしまい!!

このセッション(1時間)は「簡単」ですが、その変化を成功/成就させる事は「単純な」変化であっても、そう簡単なことではありません。 変化を維持するためには、指導的立場にある人からの継続的な支援が鍵となるからです。

なぜもっと寝ると、食べる量を減らすことができるのか?

睡眠不足は空腹感、食欲、満腹ホルモンに悪影響を及ぼし、食物への渇望の増加につながる可能性があるとされています。

飲食への渇望に対処する時間も増えてしまいます。たとえば、夜間5時間の睡眠をとる場合と、8時間の睡眠とでは、潜在的な「食事時間」は3時間多くなります。

もう一つ重要な点は、質の悪い睡眠は、物事を見通す力や気分、感情、人間関係、意思決定能力、そしてストレスを管理する能力に悪影響を与える可能性があることです。こうした負の効果は増幅されて、結果、睡眠の機会を逸することになります。きっと睡眠の専門家や研究者からすれば、これらすべてがどのように食事や運動習慣、行動に繋がるかは自明の理なのでしょう。

いい眠りのきっかけは、全ての鍵となる!

慢性的な不眠症や睡眠時無呼吸に苦しんでおられる方もいるでしょう。治療するために医療専門家を必要とするものです。

しかし、十分な休息をとらない多くのケースの原因は、行動変化の問題 です。

睡眠に限らず、健康、姿勢や運動のパフォーマンスの問題にも通じる事です。

身体は一朝一夕に変わることはありません。また微細な力が一部にかかり続ける事で変性してしまうのです。だからこそ習慣、行動の変容が必要で、それを的確に導くことこそ、私たちピラティスのインストラクターに求められる役割と感じます。キューイングだとか、解剖学的知識だけに優れた指導者であるかという基準があるとは思えません。

単純だけど難しいプロセスを導くのに、大切なことは当たり前のことばかり


新しいスキルを学び、実践し、その効果を測定し、その結果に基づいてプログラムを調整することで、大幅な改善を見ることができます。


これら全てのステップを、支援し導くことが出来ることが、優れたインストラクターに共通する事だと思います。


大切なのは、その人に興味をもち、環境や習慣までを知ろうとする事です。


そこに思いがけない解決のヒントがあるかもしない…例えば睡眠とか…という話でした。


まずはゆっくり寝ることにします。

それでは。