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強くなることを、少し勘違いしていた

  • 4 時間前
  • 読了時間: 3分

2026/6/1


― 連載|続ける人の思考と現実 #6




こんにちは、WATARU です。


続けることは、いつも静かだ。

派手な決意より、目立たない選択のほうが人生を変える。

これは「続ける人」の思考と現実を、淡々と記録していく連載です。


勘違い

長い間、強さというものを、少し勘違いしていた気がします。


弱音を吐かないこと。

迷わないこと。

背負い続けること。

与える側であり続けること。


そういうものが、強さなのだと思っていました。


一人で抱え込むようになっていた…


チームの規模が大きくなり、責任も増えていきました。

同時に、人に対する不信も、少しずつ積み重なっていった。市場の黎明期を走っていた頃は、情報源としての責任を、勝手に背負っていた部分もあります。


間違えられない。

迷っているように見せてはいけない。

そんな感覚が、どこかにありました。


一人では無理だと感じた時

ブランドとビジネスの方向性に、迷い始めた頃がありました。

企業としての在り方と、自分の価値観に、少しずつズレを感じるようになっていく。


これまで成長を支援してきた人たちが、離れていくこともありました。

何が正しいのか、どこへ向かうべきなのか。


考えても、整理しきれない。

その頃、アメリカ出張で出会ったビジネスコーチに、初めて助けを求めました。





助けを求めるということ

正直に言えば、抵抗がありました。


迷惑をかけたくない。

弱く見られたくない。

自分でやるべきではないか。


そういう感覚が、ずっと喉の奥に仕舞われていたからです。

けれど、全部を一人で抱え込むことと、責任を持つことは、同じではありませんでした。


人や環境を活かせるようになる

少しずつ、その人の得意なことを任せるようになりました。


自分にはない視点を受け入れる。

環境の力を借りる。

信頼と委譲。

削除と自動化。

そうやって、全部を自分でやる以外の方法を覚えていきました。





弱さを見せることの意味

以前は、弱さを見せることを、未熟さだと思っていました。


けれど今は、少し違います。

正直であること。

誤魔化さないこと。

助けを求められること。


それは、関係を深めるために、むしろ必要なことでした。


今も残っているもの

今でも、自分との約束として残っているものがあります。


それは、価値観を拠り所にすること。

利己的になるという意味ではありません。

本当に、自分が楽しめているか。


心から納得しているか。

そこを、見失わないようにすることです。


強さの定義は、変わっていく

以前は、一人で立っていることが強さだと思っていました。


けれど今は、少し違う景色を見ています。

人や環境を活かしながら、自分自身にも誠実でいられること。


そのほうが、ずっと強いのかもしれない。





結び…

必要なのは、新しい決意よりも、

続ける覚悟を、そっと置くことなのかもしれません。


派手でなくていい。

揺れながらでもいい。

今日もまた、続ける。


それだけで、あなたはもう、十分に前へと進んでいる。

かつて抱え込んだ重さを手放したとき、私の本当の強さが、静かに始まりました。


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