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【ITコラム】グループクラスのティーチング・ウォーミングアップ編

【ITコラム】グループクラスのティーチング・ウォーミングアップ編


2018/2/15


皆様こんにちは。 ZONEアカデミーのAkatsukaです。

2017年よりグループクラスのティーチングについて

連載しています。


グループティーチ第4回目は、

前回のプログラミングの話をより 具体的にお伝えしようと思います。


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※第1回目のブログはこちらから 「マット・グループクラスのための


※第2回目のブログはこちらから → 「グループクラスのティーチング・


※第3回目のブログはこちらから マットグループクラスのプログラミング


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プログラミングの概要は前回の通りです。 こちらを元に実際のエクササイズと

モディフィケーションの選択を

ご紹介します。

サポートマテリアルをお持ちの方は

26ページと53ページを参照しながら

ご覧ください。


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「ウォーミングアップエクササイズ」

ウォーミングアップの目的をおさらいしましょう。

①筋温の上昇による関節粘度の向上

②心拍数の上昇

③メインエクササイズに向けての準備

④深層筋の活性

そしてこれがピラティスの場合、非常に重要です。

⑤頭のウォーミングアップ


つまり、身体だけではなく 頭の中もウォーミングアップしていただくことに

より意識と身体を結びつけ、より精度高い動きと

集中力を引き出すことができます。


手段として、キューイングに含まれるべき内容が

重要です。


a:五原則を意識づけるためのキューイング

例) ・息を吸っている時に動いている場所は

 どこですか?

・肩甲骨が動いている時に、頭と頸は

 どうなっていますか?

→このように状態を問いかけることにより、  意識を身体に向けていただくことが可能に

 なります。


b:クラスの目的に話を戻す

例) ・今日のO脚、X脚予防には、

 今頑張っている内腿の働きが重要ですよ。

・腰痛の予防には、

 動く前に骨盤と腰が安定していることが

 大事でしたね。

→情報を振り返ることで、より動作と意識の精度を

 増す事ができるようになります。


c:プロップの使用目的、使用方法をキューイング

 に含める

例) ・持っているサークルに対して圧を加えることで、  肘、手首が安定し肩甲骨に意識を向けやすく

 なりますよ。

・ボールの上に座ってる事により、

 すでに骨盤底筋は働いているんです。

→プロップの【通訳】になるように使用するもの

 の役割を説明します。


 サンプルとして3つほどエクササイズを

 例に挙げてみます。


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【フレックスバンドを使用したワークアウトの

 ウォーミングアップエクササイズ】


・ブリージング 胸郭の下部にバンドを巻いて

a:呼吸が巡っている場所はどこですか?

b:バンドの伸び縮みをコントロールする事により

 可動性が身につくんでしたね。

c:触れているものに対しての身体の感覚って

 非常に敏感になるんです。  なのでハリが感じられる長さで持ちましょう。

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・インプリント&リリース

腰椎下にバンドを敷き、横に引っ張る

a:腰が曲がる際に少し骨盤が傾くのがわかりますか?

b:可動性の為にはまず安定性を高める事が

 重要でしたね。

c:バンドを横に引っ張っているのは、

 支えてくれている筋肉の働く方向なんです。  そのような方向に収縮して欲しいです。

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・ヒップリリース

上記と同様のスターティングポジション

a:脚が動いた際に骨盤と肩甲骨は

 安定していますか?

b:可動性の為にはまず安定性を高める事が

 重要でしたね。

 ※あえて同じ情報を投げかける事により、

  情報を少なくする効果や、重要性を高く

  感じていただける効果があります。

c:脚が動いた際にバンドが触れている場所の

 圧が高まっている事を確認しましょう。

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ぜひご自身でも動きを体感してみてくださいね。


プログラミングを組んだ目的が正確に

お客様に伝わる事が重要です。 それにより今後の継続への意識を高める事が

できます。

また日常動作で、ふとクラスで動いた経験を

活かして動いていただくことができるように

なるので、効果を感じていただきやすくなります。


次回はメインエクササイズの考え方や

サンプルエクササイズを中心にお届けしようと

思っています。お楽しみに!


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